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2008年5月

2008年5月31日 (土)

作家さんの世界

 先日は、「POYO-BEARさん」がコラボベアの件で打ち合わせにご来店になりました。お話が進み、だんだんイメージがはっきりしてきてワクワクしました。どうぞよろしくお願いします。

Paint_3  昨日は、作品展を終えられたトールペイント作家の「住吉すみ子さん」がPOYOーBEARさんのお母様(ドール作家さんでもあります)とご来店。作品展で飾られていたミルと小物入れミニチェアを譲っていただきました。

 住吉さんは、オランダアッセンデルフト様式のトールペイント作家さんです。この工法のはじまりは、貴族が自分の「おしるし」を描かせていたことだそう。オランダらしく植物がモチーフになることが多く、一筆に2色の色を用いて、筆を持つ手の力の入れ方、抜き方加減で、光で透かした様な色の濃淡を作り出しています。住吉さんの作品は、描く媒体にピッタリのモチーフと色の配色がたいへん上品で素敵です。

 さっそく、お店に飾らせていただきました。どの面で見ても手が込んでいて美しいです。ご来店のさい、どうぞご覧ください。

(家内・記)

2008年5月29日 (木)

イエメン・ハラジ2

 というわけで、新入荷の「モカ」こと「イエメン・ハラジ」の話題ですが、まず予備知識として有名な「モカ・マタリ」について書きます。

 いにしえのヒットソング「コーヒールンバ」にも「素敵な飲み物、コーヒーモカマタリ」と唄われた、モカ・マタリ。前回書いたように、イエメン産のコーヒー豆を慣例で「モカ」と呼び、さらにバニマタル地方の豆を「マタリ」と言います(たぶんマタルがなまったネーミング)。しかし、それほど有名な銘柄であるにもかかわらず、「モカ・マタリ」には詳細不明なところがあります。特に、トレサビリティと純度の問題など。ネームバリューが一人歩きし、やけに珍重されているが故の弊害と言いますか・・・。誤解があるといけないので細かくは書きませんが。

Photo_2  よって当店でモカを取り扱う場合は、トレサビリティの明確なエチオピア産のスペシャルティ・グレードにしていました。これはこれで素晴らしいといえます。しかし今回、純度100%、イエメンのハラズ地方で採れた豆だとトレサビリティの確認できた「イエメン・ハラジ(たぶんハラズがなまったネーミング)」が手に入りました。

 試飲した印象です。なるほど、コーヒーの歴史の最初期、エチオピアのコーヒーの木がイエメンに移植されたとの話どおり、ベースになる香味は共通しています。違いを言えば、エチオピアのほうがより果実のような個性が強く、イエメン・ハラジはもっと端正な感じ。近くの国とはいえこのアロマの違いは、土壌や気候、さらに国ごとの精製のメソッドの違いによるものでしょう。コーヒーに関する最も面白いところのひとつです。

 また、よくイエメンの豆について言われる「発酵臭」も無く、複雑ながらも澄んだ味わい。いくつもの香りの要素が織り成す、エキゾチックなタベストリーといったところ。モカ・マタリではなくモカ・ハラジですが、前述の「コーヒールンバ」の名文句、「南の国の情熱のアロマ」というフレーズに深くうなずけるというものです。

 掛け値なしの貴重な逸品、イエメン・ハラジ。近々販売を開始いたします。乞うご期待!

2008年5月28日 (水)

イエメン・ハラジ1

 一般にコーヒー豆は、「ブラジル」「コロンビア」など産出国(および産出地域)で呼ぶのが普通ですが、中には俗称のほうがとおりが良い場合もあります。たとえば「キリマンジャロ(タンザニア)」「ブルーマウンテン(ジャマイカ)」「マンデリン(インドネシアのスマトラ島)」など。そして日本で特にネームバリューの高い「モカ」はエチオピアもしくはイエメン産の豆を指します。

 コーヒー原産の地がエチオピア。そのコーヒーの木が海を挟んだお向かいのイエメンに移植され、両国の豆がモカ港から出荷されたため、この二つの国の豆を慣例として「モカ」と呼んでいたようです。たまに品種かなにかと勘違いされている方がいらっしゃいます。

 なぜコーヒーの俗称がいまだに健在なのか?わりと興味深い考察です。

 その昔、わが国においてコーヒーが舶来の神秘の飲み物だったころ、消費者側に「トレサビリティ」の概念はあまりなかったはずです。したがって当時のコーヒー関係者は、国名の明示より、語呂の良さや語句の響きのイメージを重視したほうが売りやすかったのだと思われます。そして業界のイメージ戦略として便利かつ有効だったため、定着したのでしょう。

Bean  俗称とはちょっと違いますが、最近でも「エメラルドマウンテン(コロンビア)」「ガヨマウンテン(インドネシア)」「レインボーマウンテン(グアテマラ)」など、商品にニックネームをつける例が見受けられます。この「マウンテンもの」のように、産出国より商品名を前面に出す売り方は、「なんだか知らないが凄そう」といったイメージを重視していると思われます。

 トレサビリティの概念やスペシャルティの概念が確立されつつあり、近代化が著しいとされるコーヒー業界ですが、このあたりのイメージでコーヒーを売る方法論も、根強く残っているようです。もちろん商売のことなので、他人がとやかく言う筋ではありませんが。 

 しかしながらテレビCMや雑誌広告などで、俗称や商品名があたかも「コーヒーの優良な品種」のように表現されている場合があり、これについては、首をかしげざるを得ないと言うか、消費者に正しい情報を伝えるとする、現代の風潮から逆行していると感じます。 

 確かに私なども、マンデリンやモカなどは国名より俗称のほうが売りやすいのは事実で、この問題についてはしばらく頭を悩めることになりそうです。

 新入荷のイエメン・モカ「ハラジ」について書くつもりが、脱線したままコーヒーの俗称の考察になってしまいました。次回、本題です(笑)。

2008年5月21日 (水)

ピクチャーウィンドウ

 いよいよバラも開花し始めました。

 1年間のお世話が実を結ぶこの時期は、バラ好きのかたにとって幸せなときでしょう。

 店内からは、ピエール・ド・ロンサールとロココが顔をのぞかせています。どうぞご覧ください。

Flower080521 (家内・記)

2008年5月20日 (火)

ちょいカワ

 少し前ですが、コーヒーメーカー「HARIO」のキャッチコピーに「わたしがつくる、わたしのおいしさ」という言葉があって、「あ、いいな」と思ったことがあります。これを当店にあてはめると「HAKOYAがつくる、HAKOYAのおいしさ」、言い得て妙ですね。

Threegoats_2  「ちょいカワ」アイテムも、カフェをご利用のお客様に楽しんでいただけて嬉しく思っています。今回は、ミルクピッチャーをアップしてみました。「ユキちゃん1号・2号・3号」です。ちょっと洗いづらいので主人にお小言言われそうですが、ずっとじゃないから私たちも楽しんで使いましょ。ミルクを入れてコーヒーをお楽しみになるお客様、どうぞユキちゃんをよろしくお願いします。

(家内・記)

2008年5月18日 (日)

アンティークは語る

 お世話になっているアンティークショップBLOOMさんがイギリスから一時帰国されて、当店にご来店になりました。現地で私たちの顔が思い浮かんだというアンティークをいろいろ買ってきてくださり、先日対面。ウ、ウレシイ!私たちの好きなテイストをよくご存知だなぁと大感激しました。

Dollandmill  写真は、譲っていただいたもののひとつ、「東欧製の木製お人形」。真っ先にこのミル(こちらもBLOOMさんから譲っていただいたプジョーの100年もののアンティーク)と一緒の像が浮かびました。やっぱりカワイイ!ありがとうございました。順次ディスプレイさせていただきますね。

 アンティークは、時代を経たオーラがあります。言葉こそ話さないけれど、その存在感にしっかり伝わる何かを感じます。BLOOMさんを通して我が家にやってきたかと思うと感慨深くなります。品物がより輝いて見えるのは、譲っていただくかたの気持ちも介するからなのですね。

 ネットなどで顔を見ずに何でも手に入り、思い入れより価格ありきの昨今。もちろんそれが悪いとは言いませんが、たとえネットでも対面販売でも「信頼する人から購入する」ことは流通の原点。譲っていただいたアンティークに見守られながら、大事な原点を見失わず、お客様に信頼される商売をしていきたいな・・・・なんて思いました。

(家内・記)

2008年5月15日 (木)

カウンターにて

 当店にはカウンターが設置してあります。基本的には、一人でお見えのお客様がご利用になる、あるいは気心の知れたお得意様とお話しするためのものです。しかしながら、当店には「必要以上にお客様に干渉しない。」というポリシーがあり、通常は話しかけられない限り、こちらからは話さないようにしています。

Counter  カフェというと、気さくなマスターがグラスを拭きながら「どうかなさいましたか?」とか語りかける様子をイメージなさる方もいらっしゃるようですが、残念ながら私は、洒落た会話で酔わせたり人生を諭したりする凄い技術は持ち合わせておりません。よって、話す必要を感じないときは黙っています。

 また、「世間話」は仕事の優先順位としては最後尾になります。コーヒー豆や器具の販売・調理や提供・事務仕事などがある場合は、当然のことですがそれに集中し、世間話は打ち切ります。

 時にそれを不満にお感じになるお客様が最近何人かいらっしゃるようですので、ここに書かせていただきました。私が会話のお相手をしない場合それなりの理由があります。誤解なきよう、あしからずご了承ください。

2008年5月 9日 (金)

軟着陸

 今年のゴールデンウィークはこれまでにない、たいへんな忙しさでした。良いお客様に恵まれている幸せを噛み締めるとともに、当店の名が遠方まで知られてきたことを実感したGWでありました。

 当店の経営計画には、売り上げ目標の更に上のところに「夫婦二人でこなせる仕事の限界値」が想定してあり、この10日間はほとんどそれを超えました。しかし売れるのは有難いこととはいえ、こうなってくると動きに余裕がなくなり、仕事の手を抜かない分あせる気持ちを身内に八つ当たりしたりします。コーヒー業界きってのジェントルマンを自認する私も(笑)、狂犬のように家内に吠えかかったりして、心底自己嫌悪の日々でもありました。

Garden080509b_2  さてその連休が過ぎ、私たちは働いてばかりで、せっかくの初夏の陽射しも浴びず新緑の風にも当たっていないことに気づきました。そこでここ三日ほど、朝の準備を前倒しで終わらせ、開店までプチ・ドライブを楽しむことにした次第。たいていは花の苗を買ったり、ちょっと遠くのパン屋さんに行ったりする他愛のないものですが、それでも高ぶった気持ちをクールダウンさせるには良いアイデアだったと思います。

 そのようなわけで、いろいろ花の苗をみつくろい、家内の花壇も充実度を増してきています。これからますますいい季節。Hakoyaはきれいな花で満たされます。どうぞお楽しみに。

2008年5月 8日 (木)

皐月緑

 この時期の柔らかい木々の緑が大好きです。

 なんともいいなぁーと緑を眺めながら、ふと7年前のGWに、休日を返上して新事業に向けた旧店舗の整理作業を延々とこなしたことを思い出しました。今こうして同じ場所に新店舗と大好きな緑のあるお庭を作れた幸せは、年を重ねるごとにありがたさを増しています。

 お仕事も家事も子育ても全部大事で、どれかに偏るのは自分らしくない。自営業はその全てがお店つくりに反映できるのでバランス感覚を養ってとことん楽しみたいな。・・・って、これだから毎日ドタバタしているんですね(笑)。

Garden080508  今はこのお庭の面積がちょうどいい感じですが、晩年はもっと手入れを行き届かせて充実するのが夢です。

(家内・記)

2008年5月 4日 (日)

告知です

 一気に夏日となったGWですね。

 5月3日から11日迄、コーヒー豆400g以上お買い上げのお客様に手作りクッキーをお付けしております。期間中は毎日作っておりますので、もれなくプレゼントさせていただきます。

Bearandcookie  写真は、そのクッキーと、先日POYOーBEARさんから譲っていただいたミニテディちゃんとはりねずみくん。さっそくお店に飾らせてもらっています。POYOーBEARさんのホームページで当店のご紹介をしていただきました、ありがとうございます。たいへん嬉しいお知らせです。POYO-BEARさんとHakoyaのコラボ・テディベアを製作していただけることになりました。お忙しい中お引き受けいただき本当にありがとうございます。

 どうぞよろしくお願いします。

(家内・記)

2008年5月 3日 (土)

お知らせ

 毎度ご愛顧を賜り、まことにありがとうございます。

 さて、ここのところ多数のご注文、ご来店をいただき、コーヒー部門を二人で運営している当店ではやや仕事が間に合わなくなりつつあります。

 そこでゴールデンウィークおよびそれ以降当面の間、カフェは通常どおり開店しますが、日替わり自家製ケーキのご提供を「正午から」にさせていただきたく存じます。正午まではお飲み物のみのご提供になります。

 よろしくお願いいたします。

                      Hakoya 店主

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