« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月

2008年9月27日 (土)

僕らはビートニク

 コーヒー袋に貼り付けるラベルをリニューアルしました。今回はデザインも自家製です。

Labelold  上の写真は開業以来使用してきた現行のラベル。デザインはその世界では有名な、スマイルフェイス・スタジオ。上部3分の2が黒に白抜き、形が丸型、と基本デザインを私たちからリクエストして、作成してもらったもの。当時(今も?)、丸型のコーヒー袋用商品ラベルはあまり見かけなかったので、なかなか良いアイディアだったと思っています。

 そして、下の写真が新しいラベル。素人デザインなのでたいそうなことはいえませんが、イメージとしては、図書館や博物館、またはモルトウイスキーなどの整理・識別用ラベルみたいな感じにしました。といっても、店名ロゴやキャッチコピーなど、必要な情報は省けません。そのへんのバランス、兼ね合いって言うんですかね、そこがちょっと思案のしどころでした。

Labelnew  もともとHakoyaはスタートのときから、店作りやディスプレイ・商品名・商品展開・ホームページ、果ては営業スタイルなど、すべての面で「いかにもコーヒー屋っぽいイメージ」にとらわれず、むしろそこに陥るのを避けるようにして運営してきました。コーヒー業界出身ではなかったので「業界のあたりまえ」を知らず、とらわれようがなかったとも言えますが。

 以前は「よそさまと同じじゃ、つまんないよ」なんて考えていましたが、近ごろでは「よそさま」という発想自体、どうでもよくなってきました。なんにせよ、伝統を愛しつつも、安易な模倣は軽蔑するのが私たちの基本スタンスなので、ときに常識を無視したり、ときに平凡な手法を楽しんだり、これからも自分たちが思いつくままにやっていくつもり。自由に行こうぜ!っていうか自由に行きます、私たちは。

 そのようなわけで、今回のラベルにはあまりコーヒー業界で使われていない、整理・識別用ラベルっぽい英単語を選びました。知り合いのアメリカ人に監修してもらったので、「気どって横文字を使ったはいいが英語圏の人に笑われる」といったことはないでしょう。

 新しいラベルは来月上旬ぐらいから使い始める予定。よろしくお願いいたします。

2008年9月26日 (金)

 今月は敬老の日やお彼岸があり「和ムード」でしたが、もうハロウィングッズがお店の売り場のあちこちで見られるようになりました。 

Halloween080926_2  当店もショウケースをハロウィンに変えました。例年ではお店のあちこちにちょいカワアイテムをお目見えさせていましたが、今年はその中でお気に入りの5点に絞って飾ることにして、オーナメント類はやめました。住まいも先ごろ収納の見直しをして、玄関を入ったときからいい意味で「ガラーン・・・」とした雰囲気が保てるよう工夫しました。ますますお掃除もしやすいし、暮らしやすさも上々です。

 頭の中で晩年に過ごしたい理想のお店の図があります。季節のディスプレイはあえて1つ、その空間がカッコイイ!というお店です。そうなるには、たくさんの経験と勉強を積んで「美学の引き算」を会得しなければいけません。早くそうなりたーい、と思いを馳せながら、それまで今の店舗で精一杯がんばらなきゃ(笑)とコーヒーを飲みながら苦笑い。・・・・・どうも最近のワタクシはこんなことばかり言っているような?・・・これも秋のせい?

(家内・記)

2008年9月24日 (水)

あーあ

 開店前に、年一回の市民の集団検診に行ってきました。驚いたことに、法律が変わったため今年から私たち事業主(社会保険)は基本の検診は受けられないとのこと。受けられるのはオプションのガン検診のみ(ちなみに700円)。なぜ、事業主だけだめなのか?(註・社員は受けられます)。該当していると思われる人たちは、一様に狐につままれたよう。係りの人も、なんだか申し訳なさそう。この人のせいじゃないのにちょっと気の毒に思いましたが、本当に気の毒なのは私たち、会場まで出向いたのに検診が受けられない事業主です。一体いつ、案内したのかな?

 検診はひととおり受けておきたいので、問い合わせ先を調べたところ、「栃木県保健衛生事業団」と「社会保険健康事業財団」で、それぞれ個別に実施しているらしいことが分かりました。個別に実施しているので、会場も違うし、料金も各団体で微妙に違います(大体7,000円くらい。ある程度似ている)。あらためて検診の予定を組まなければなりません。それにしても、社会保険の健康診断というひとつの事業になぜ窓口がいくつもあるのか?

 ・・・・・うーん。まぁ、那須塩原のソクラテスといわれた私ですから(笑)、法律であれば従いますが、ハッキリ言って面倒くさいなぁ。そもそも個人の事業主は現場に立っているものです。検診も大切ですが、そのためだけに何日も使えないですよ。それと7,000円ほどの検診代。ケチなことを言うわけじゃないが、毎月かなりの額の社会保険料を収めているんだから、検診代くらい含んでいてもいいのでは?社会福祉事業のはずではなかったか?

 あーあ、やる気なくすなぁ。優遇されなくてもいいから、被差別感を受けないシステムにしてほしい。どの偉い人に訴えればいいのかわかりませんが、「日本再生」の前に個人事業主は鬱になっちゃうよ、このままじゃ。

2008年9月20日 (土)

そんなわけで

 前期の決算が終わり、先日決算書に署名捺印して一段落。お客様にご愛顧をいただき、おかげさまで良い成績でした。今期もがんばるぞー、ガッツでレッツゴー(死語)!といったところであります。

 税務会計事務所の所長と打ち合わせしながら、開業したてのころを思い出しました。家業がまあまあ大きく商売をしていたので、それから比べればコーヒー屋の稼ぎなど稼いでいないも同然で、関係者にはずいぶん心配をかけたようです。当の私たちは、自分たちなりの経営計画どおりに進めていたので、いたってノンキなものでしたが(笑)。とくに税務会計事務所からは、「お前、甘くね?」といった視線で見られることも、多々ありました。自家焙煎コーヒー豆店の顧問は、一般の事業所とは勝手が違うでしょうから無理もありませんが、私たちには有形無形の努力を続けている自負がありましたから、「俺たちが絶対正しい」と思っていたことは言うまでもありません。

 ひるがえって今日、私たちの経営でOKということが理解されつつありホッとしています。考えてみれば「甘くね?」と見られていたのは、実は良いことでした。コーヒー屋は「生活の余裕」を売る商売ですから、他人から息も絶え絶えの努力をほめられているようではおしまいです。

 店を経営する以上、利益を上げることが命題です。しかしただ儲ければいいとは考えていません。あるスポーツ選手が「勝ち負け」より「勝ち方」にこだわるように、私たちも「売り上げ」より「売り方」にこだわりたい。

 たまに「自分は馬鹿正直なので商売が下手」とか言う商店主を見かけますが、これは「正直に話すと売れないような商品しかない」人間の考えであって、自分の仕事や商品に自信があるなら、正直なほうがいいはずです。

 当店は、商道徳や商倫理といった今では失笑されてしまうような価値観が、それでも有効だということを証明したい。お客様の満足こそが自分を生かす、と信じています。それとも、ただのきれいごと?

 そんなわけなんで、これからも聞く耳持たず好き勝手に胸張って進むつもり。冷や冷やすると思うけどよろしくね、〇〇会計。

2008年9月17日 (水)

メンテナンスは大切

 当店にはカフェもありますので、排水管関係も一般のご家庭に比べるといささか複雑なしくみになっています。日ごろは私たちが7メートルほどのブラシつきワイヤなんかで掃除をしているのでいたって清潔なのですが、この冬で開業5年になることですし、今回はちょっと規模の大きいメンテナンスをすることにしました。

 平たく言うと、掃除道具が届かない部分を店から下水本管まで延べ30メートル、高圧水流でピッカピカにしてしまおうというもの。開店前の3時間、朝7時から専門業者さんにがんばっていただきました。仕上げは上々、これでまた気持ちよくすごせます。

 考えてみれば、店舗や厨房、焙煎釜や調理器具、浄水器関係の日常的なメンテナンスのほかにも、これまでに業務用エアコンを定期的に分解掃除してもらったり、ガスの安定性を高めるために配管・供給システムを刷新したり、製氷機の排水ルートをより衛生的に改良したりなど、大掛かりなメンテナンスをしてきました。庭も継続的に、造園業者さんの外溝工事およびメンテナンスを受けています。

 店の機能を維持する、あるいは向上させるのはけっこうたいへんだなぁ、というのがコーヒー屋になって5年目の正直な感想。やらなければそれでもいいのかもしれませんが、天才ではない私には、ストレスなく仕事ができる環境を作らないと良いものはできないような気がします。お客様にとっても、快適で居心地がいい店舗なら、引き続きご愛顧くださると思いますし。

 メンテナンスにはそれなりの費用がかかります。だから私たちのポケットにはいつも小銭しか残らないのですが、店がそのたび良くなっていくと考えれば、まあ気分はロックフェラーってところです(サニーサイド・オヴ・ザ・ストリートより)。

2008年9月16日 (火)

今朝のコーヒー

 今朝は、新入荷の「ブラジル・カルモ農園」を淹れてみました。充実した苦味が朝にピッタリの味です。なんて。

Gurigura_3  今後使いたいラッピング素材やフォークレストなどのちょいカワアイテムをトレイに載せて、コーヒーを飲みながら楽しく案を練っています。

 早くお目見えさせたいな。

(家内・記)

2008年9月14日 (日)

ブラジル「カルモ農園」

 ブラジル「カルモ農園」の販売を開始しました。

Brazil  当店で販売しているブラジルは、優良品の産地として名高いセラード地区の銘柄が多く、やはり名にたがわずご紹介したい良い豆が多いと思います。

 しかし最近、「カルモ・デ・ミナス」という地区が注目を集めています。今回のカルモ農園は、そのカルモ・デ・ミナスの名門農園。

 今回当店で用意したカルモは、イエローブルボン種。コーヒーの在来種の一つとされるブルボン種の亜種で、ブラジルらしい端正な苦味がうれしい香味。しかし、土壌のせいなのか農法・精製法の違いなのか、セラード地区のブルボンより「さらに濃厚な味わい」という印象です。私は「充実した苦味とコク」と表現し、お客様に説明しています。

Ns_carmo_3  一口にブラジルといっても、確かに「ブラジルらしさ」というべき香味はありますが、地区や農園の違いによりさまざまなニュアンスの違いが楽しめます。当店販売中の「ダテラ」と「カルモ」、ぜひ飲み比べなさってはいかがでしょう。

2008年9月 9日 (火)

近況

 秋風が気持ちのよいこの頃。

 入り口のディスプレイを替えたり、コーヒー豆のショーカードをリニューアル。今回のショーカードは、ソーイングで出た余り布を使って手作りしてみました。早くもお客様から「あ、変わりましたね」とコメントをいただき、ウレシイです。

Agnes  先日東京ビッグサイトで行われたワークショップでは、プロのラッピング講師さんに技術指導をうけてきました。使う素材でいろいろな表情や季節感を演出できることがあらためて学べ、とても楽しかったです。

 先週は、幼なじみの友人をはじめ、学生時代のおともだちがお店に訪ねてきてくれることが続きました。どうもありがとう!「HPみてます」とお便りをくれる大学時代の親友の皆様も、この場をお借りして「ありがとう、だいすきです」。わたくし、がんばりますわー(笑)。

(家内・記)

2008年9月 7日 (日)

エチオピア・イディド

 先日ここでチラッと触れましたとおり、「エチオピア・イルガチェフェ・モカ・イディド・ウォッシュト」の販売を開始しました(あまりに長い名前なので、以下モカ・イディド・ウォッシュト)

Ethiopia2_2  先ごろ、「エチオピアのコーヒー豆から基準値以上の農薬が検出された。モカが日本の市場から姿を消す(註・エチオピアおよびイエメン産のコーヒーをモカと呼びます)。」と報道があり、実際当店でも何人かのお客様から問い合わせをいただきました。

 その時期、当店ではイエメン産100%のモカ「ハラジ(参照1参照2)」を販売していたので、お客様に不安を与えることはありませんでしたが、当然ながらことの成り行きには注目していました。

 内部事情的に言うと、結局この件は、いくつかの疑問を残したままなんとなく迷宮入りしたようで、正直、やや報道が先走りしたような観があります。これについては食品のことですから、厳密な調査の上での正しい決着を望みたいところ。なんにせよ、コーヒー屋サイドやお客様には迷惑な話です。

 さて、ただ今販売中の「モカ・イディド・ウォッシュト」はもちろん農薬検査を問題なくパスし、さらにJASの有機認証も受けています。エチオピア・モカとしてはやや軽めの味わいで、モカ独特の個性はちょうどいい感じ。よく言われる、桃のような果実の香りも、私にはリンゴみたいにさわやかな印象。

Ethiopia_mistyvalley_2  「モカ・イディド・ウォッシュト」はその名のとおり、コーヒーチェリーを脱穀から洗浄まで水を使って精製する水洗タイプ。手持ちの豆が少量なので、完売した後は、水を使わず脱穀するナチュラルタイプの販売を予定しています。このイディドのナチュラルタイプで最上のものは「ミスティバレー」の商品名になります。去年も好評をいただいたので、マニアの皆様にはおなじみ。お楽しみに。

2008年9月 3日 (水)

ギフト・ショー2008

 臨時休業をいただき、恒例の「東京インターナショナル・ギフト・ショー」に行ってきました。ビッグサイト全館を使って、先端のメーカーやショップがぎっしりひしめく様は、毎度のことながら圧倒されます。

Gift2008  すべてのブースをじっくり観ていては、とても一日では回りきれません。しかし、さすがに何度も足を運んでいると全体像を把握するコツが分かってきます。おもしろい商品を発掘したり、家内はワークショップにも参加したり、充実した時間をすごしました。

 これから資料をもとに、仕入れる商品を吟味したいと思います。目新しさで飛びつくような品物はHakoyaらしくありませんし、かといってどこでも買えるものを置いても仕方ない。本質的に優れた品質で、かつ気の利いたデザイン。卸元さんとも長くお付き合いするつもりでなければ失礼になりますし、ここはじっくり楽しみながら考えたいところ。

 それと、現場で買い付けた品もあり、到着したら順次店頭に出す予定。

 当店もこの12月に開業まる5年になるので、それを節目にささやかな新展開も考えています。ちょっと商品展開の趣味性を高めると言うか・・・・・いまでも充分趣味っぽいか(笑)。

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31