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2009年1月

2009年1月28日 (水)

SWEET

 おととい、弟の案内で郡山市のケーキ屋さんやパン屋さんをめぐりました。私も最近は店に閉じこもって煮詰まっていたので、ナイスな息抜き企画。ガチでスイーツ食ってぇ、超いい感じっしょー(DAIGO調)。

 パティスリーというと、宝石のごとき高級ケーキを提供する個人経営の店、もしくは可もなく不可もない味で手頃な値段のケーキを大量販売する企業体に分かれているようなイメージを持っていました。でも近ごろは、その中間に位置するようなケーキ店が消費者に支持されている、すなわち勢いがあるような印象。そのタイプのお店は、店作りや包材なども高級感と親しみやすさのバランスに重点を置いてデザインされているらしく、良く考えられているなぁ、と感心しました。

 当店のデザインはもっとオルタナティブな方向性なので、直接影響を受けることはありませんが、違う分野の店作りを見るのも楽しいものです。

 ま、今回はただ甘いものを食べに行っただけで、別に勉強するつもりはなかったのです。なのに、どこに行っても何を見ても店作りに結び付けてしまう自分の脳ミソが、いとおしくも鬱陶しいこのごろ。

2009年1月22日 (木)

ブーム

 なんでも、コーヒーブームだそうです。確かにコーヒー関連の書籍もずいぶん出版されていて、私もコーヒー業界の人間として、ひととおり目を通すようにしています。しかし、趣味の本と違い仕事に直結しているジャンルなので、じっくり検証しながら読んでいるため、読破が出版に追いつきません。現在、時間を見つけ3冊を平行してやっつけ中。

 多くの本の中には、目からウロコが落ちるというか、自分の知識を再確認せざるを得なくなるような、示唆に富んだ名著もあります。ブームによって人々のコーヒーへの興味が高まるにつれ、コーヒーに関する「常識」がどんどん更新されていく昨今、私もうかうかしていられません。優れた本に接すると、著者への敬意を持ちます。

 それとは逆に、「コーヒーをいれる(抽出する)」を「入れる」と表記しているような本もあります。文中、それで統一されているので、誤植ではないようです。「入れる」でも国語辞典的には間違いではありませんが、通常の感覚では「淹れる」でしょう。部外者の作った本ならともかく、「コーヒー職人のこだわり」などの言葉が踊る作文としては、いささか読む気が失せます。編集サイドも気にせず通してしまったようですね。コーヒーへの愛着の無さを感じます。

 まさに玉石混交。ブームとはそういうものなのでしょう。

 この業界の動きについて、ようするに現在、コーヒーの歴史の中でも大きな変革期なのだろうと感じます。以前にも書いたとおり、肝心なのはブームの後のことです。これだけ多くの情報の洪水にさらされ、消費者側のコーヒーの知識や認識が、今と変わっているだろうと思うわけです。情報に虚実があるので、その変化は「良くも悪くも」ですが。

 私としては、どのような変化が起きようと、「当店の考える良いコーヒー」をポリシーを持って提供しなければなりません。やりがいがありますし、なかなかに骨が折れます。

2009年1月20日 (火)

近況

 おかげさまで、ブラジル「マカウバ・デ・シーマ農園・ブルボン種・ナチュラル精製」の新豆08-09クロップ(名前、長過ぎ)が、好評です。これから、ブラジルのほかにも各産地の新豆が入荷します。乞う、ご期待。

 「お気に入り日記」に家内が書いたとおり、先週の月曜日はバレエを観に東京へ。もちろんバレエも良かったのですが、私としては丸の内周辺から銀座を歩いて、最新の店作りやデザインに触れられたのが刺激になりました。やはりたまには環境を変えて、自分内の空気を入れ替える必要がありますね。

 さて、年明けから続いた忙しさも、先週なかばあたりからなんとなくのんびりペースに。そうなったらなったで、後回しにしていた雑用がいっぱいあります。そんな感じで、奇妙に気がせいたまま週の終わり。

 昨日は定休日。仕入れ元への支払いやらなにやら所用があり、郵便局へ。凄い混雑。利用者数に対し窓口が少なすぎ。早期の改善を求めたいところ。

 ラチが明かないのでいったん引き上げ、韓国料理の「アサモ」さんにて家内と昼食。品数豊富で優しい味わいが素晴らしい。韓国の家庭料理なのですが、日本人である私達の味覚にもジャストミート。どの国の料理でも、おいしいものはおいしいということですね。すっかり和みました。

 気を取り直し、支払い・洗車・買出し・ジーンズの裾つめなど精力的にこなし(笑)、夕方疲れが出て家族3人で仮眠をし、夕食を作り、一日が終わりましたとさ。

 うん、本日の書き込みは日記っぽいな。それでは、また。

2009年1月14日 (水)

シーマ農園・ブルボン・ナチュラル

 先日この日記で予告しました、ブラジル「マカウバ・デ・シーマ農園・ブルボン・ナチュラル精製」の販売を開始しました。

 シーマ農園は、当LCFとパートナーシップを結んでいる優良農園です。基本的に「アラビカ種アカイア」という改良品種を生産しているのですが、それに加えて3年前、伝統品種のひとつ「アラビカ種ブルボン」の栽培を始め、今年いよいよ出荷となりました。

Cima3  現在ブラジルでは、主に生産性の関係で、ムンドノーボなどの生産性の良い品種が盛んに栽培されています(アカイアもその流れ)。しかし、もともとブラジルのコーヒー栽培はブルボンから始まったとされていますので、素晴らしいコーヒー豆を作るシーマ農園のブルボンとはどのようなものだろう?と期待が膨らんでいました。

 今回、シーマ農園ブルボンのナチュラル精製(コーヒーの実を乾燥させて脱穀する)とセミウオッシュト精製(水を使い脱穀する)の2種類を確保。まずはナチュラルから販売します。

 豆を焙煎するにあたり、私はフレンチローストでこの豆の個性を表現しようと考えました。届いたばかりの新豆ゆえに、焙煎のベストポイント探しに少々てこずりましたが、現在なかなか良く焼けていると自負しています。

 肝心の香味はと言いますと、まず独特のピーナッツのような香ばしさが良く出ています。またナチュラル精製の特徴として甘味が印象的で、まさに「優れたブラジル・コーヒー」といった感じです。シーマの主力品種アカイアももちろん良い豆ですが、今回初入荷のブルボンも期待以上の豆でした。

 端正なコーヒーをお求めの皆さま、どうぞお試しください。

(写真は、農園主のグラウシオ。自慢の豆を手に取り、やたら嬉しそうな満面の笑顔がいいですね。こんな生産者が作ったコーヒーなら安心できるというものです)。

2009年1月11日 (日)

Answer

 「きょうは何を淹れますか?」「うーんと、〇〇」

 毎朝主人が焙煎するコーヒー豆の中で、その日まずチェックしたい銘柄が言われます。私は、えーっと・・・とその銘柄で出したい味をていねいに抽出し、開店前のお茶の時間になります。

 繰り返される毎日のこのチェックを通して、主人の焙煎が「この豆のローストはだいたいこの位の範囲」じゃなくて「この豆のローストはもう、ここがピンポイント!」と表現したいローストをピンのピンまで集中して焙煎しているのがよく分かります。だから私も「えーい、どうだー」とがんばって抽出します。

 当店の通販をご利用のお客様はリピーターのかたがたいへん多く、ありがたく思っております。お顔を拝見することができませんが、お届けするコーヒー豆を通して、これからも明確な美味しさと感謝をちゃんとお伝えしたいと思っております。

Hanabiramochi  写真は、ブラジル「マカウバ・デ・シーマ農園・ナチュラル」。主人が鋭意テストロースト中です。

 近日お目見えです。どうぞよろしくお願いします。

 添えてあるお菓子は、母にもらった「はなびら餅」。春もそんなに遠くはありません。

(家内・記)

2009年1月10日 (土)

新顔

 写真は「アールグレイ風味のチョコレートケーキ」。ケーキの話題をアップするのは久しぶりですね。実はこれ以外にも、時間をみつけていろいろ試行錯誤しております・・・。

 相変わらず作る台数は少ないけれど、その分フレッシュさがウリです。はじめは、種類の少なさに「?」のお客様も、ご来店を重ねていただくことで当店のケーキのレパートリーも色々あることと、ホントに「日替わり」で作っているというこちらの意図を組んでくださり、たいへん感謝しております。

Cake090110_2  「ケーキ屋さんとも違う、お母さんがていねいに作ったお菓子」そんなキャッチコピーが似合う当店のケーキたちです。どうぞよろしくお願いします。

(家内・記)

2009年1月 8日 (木)

近況2

 ここのところ少々用事が多い毎日です。店頭販売やカフェの仕事のほか、事務所にいるときもお問い合わせメールの返事を書いたり、仕入れをどうするか悩んでいたりしています。ゆえにムッツリ顔のときもありますが、次の段取りを考えているだけで他意はありませんので、あしからずご了承ください。

 また忙しくてもヒマでも、お客様のご機嫌をうかがえという希望には、私にその能力が無いため応じかねます。合わせてご了承ください。私はコーヒー屋なので、コーヒー関連の仕事をするために店にいます。そのコーヒー屋に自分がどれほど凄い人間か語って聞かせ、へらへらお愛想を言わせようなんて、考えるほうがどうかしています。

 ましてや、私が食事に行った店をつきとめたなどの薄気味悪い話や、ああ言えばこう言うといった不毛な屁理屈などからは、むしろ逃げたいですね。人生は短いのだから、時間はもっと有意義なことに使いたいものです。

 当カフェは、お客様それぞれの方が思い思いの時間を楽しまれる場所であり、そこに私が参加する必要はないと考えています。

 しかしながら、コーヒー豆や販売商品などの説明は、責任を持ってしっかりお話しいたします。お気軽におたずねください。

近況

 当店のお客様にはおなじみの、「ブラジル・マカウバ・デ・シーマ農園」の新豆08-09クロップが入荷しました。シーマ農園は通常、アカイア(ムンドノーボ)という改良品種を栽培しているのですが、今年は新機軸として、在来種の一つであるアラビカ種ブルボンが収穫され、届きました。このブルボンは、私共LCFのリクエストにより3年前に植えられたもので、今年ようやく必要量の収穫ができたというわけです。

 詳細は、あらためてここに記載します。また、店頭で好評販売中の「ケニア・ガチャミ農協」と共に、近日、WEBショップでも販売開始します。乞う、ご期待。

2009年1月 4日 (日)

謹賀新年

 あけましておめでとうございます。

 大晦日、たいへん忙しくさせていただきました。たくさんのご来店、ありがとうございました。閉店後、弟に差し入れてもらった蕎麦を食べ、気が早いことにお餅なんぞ食べつつ、紅白歌合戦を見ました。しかしなんですね、紅白は視聴率が年々低下しているそうで、NHKとしてはテコ入れに腐心しているとのこと。でも、考えてみれば紅白は昔からたいして面白くなかった。むしろ今のほうが、話題の人たちが出演して面白いように思います(以前は、他局がらみのヒット曲は無視されていた。例・「泳げタイヤキくん」など)。要するに娯楽が多様化し、年末に楽しむことが他にいくらでもある世の中になったということなのでしょうね。

 そしてここ何年か恒例になりつつある「ジャニーズ・カウントダウン」で年越し。娘に付き合って観ているのですが、私が、「滝沢クンは圧倒的に美しいなぁ」とか「関ジャニの大倉クンはかっこいいのにヘンな髪型で台無し」とか「カトゥーンの田口クンは意外に運動神経がいいのね」とか、ショウを堪能したのは内緒です。実は家内も、嵐のニューアルバムを心待ちにしているのですが、これも内緒です(笑)。ところで、ジャニーズの「クン」はカタカナが似合いますね、どうでもいいけど。

 あ、書き忘れてた。今年も応援してるぜ、TOKIOの城島リーダー。

Osechi090101  さて年が明け、恒例「オーベルジュ」のおせち。今年で8年目。毎年同じことを書いて恐縮ですが、私たち商人の家系はゲンを担ぎます。家族が健康で無事新年を迎えられ、いつものおせち料理が食べられたことを深く感謝する次第。

 お屠蘇はいつもは「宇都宮酒造・四季桜・花宝」に決めているのですが、今年は同じ栃木の酒、「惣誉・純米・五年古酒」を選んでみました。トロリとまろやかでおいしかった。

 元旦は私の実家へ挨拶に行き、2日は家内の実家へ挨拶。これも毎年同じことをしないと、なんだかしっくりきません。そんな感じのお正月でした。

 それでは皆さま、本年も自家焙煎コーヒーのHakoyaを、すみからすみまでズズズイと宜しく御願い奉りまする。

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