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2009年3月

2009年3月31日 (火)

春ですね。

 明日から新年度が始まりますね。

 今朝の一杯は、「コスタリカ・ラピラ農園」で。良い酸味を感じるお豆ですよね。私は、よりアッサリ感を出すよう抽出の後半の時間ペースを少し早めに、湯量も少し多めにして仕上げます。メリハリをつけています。

Coffee090331  合わせたいスイーツのイメージは、果物が入っているもの。いちごのピューレのチョコと満開のミモザでスタイリングしてみました。

 春を感じる1枚になったかな? 

(家内・記)

2009年3月26日 (木)

バウハウス・デッサウ展

 家内もお気に入り日記に書いていたとおり、「バウハウス・デッサウ展」に行ってきました。バウハウスをひとことで説明するのは難しいのですが、乱暴に言えば戦前ドイツに設立された、工業デザインと芸術性の融合を理念とした建築学校のこと。何度か移転しており、デッサウ校は第2期に当たるのかな、確か。

 製品のデザインに徹底して合理性を追求し、その結果として表現される芸術性を特徴としていたようです。「ようです」と書いたのは、これはバウハウスに関する私の個人的な印象であり、あまり知った風なことを書くと、恥をかきそうだから(笑)。

Bauhaus090326  それはともかく、以前から「バウハウスの」もしくは「バウハウス的な」デザインに興味があったので、とてもエキサイティングでした。

 一般に知られるバウハウスのデザインは、虚飾を廃し合理性を突き詰めたもので、極めてシンプルな構成になっています。ともすれば「無機質」などと誤解されがちですが、「合理的=理にかなっている」ということは「人にとって使い心地が快適」ということ。無愛想な顔の裏に、ユーモアであるとか洒落っ気であるとか、とてもヒューマンな感覚が隠されている、と私は考えています。私の好きなドイツのバンド、「クラフトワーク」の作品に強い類似性を感じますが、国民性なのでしょうか。

 人間が作るものである以上、完全な無機質というものはありえず、製作者が完成とした段階で人間の感覚を根拠とした判断が反映されています。つまり、人間はどこまで行っても人間性からは自由になれない、というわけですね。

 その意味では、ゴテゴテに飾り立てた満艦飾も、無駄のないバウハウスもデザインの価値は等しく、後は好みの問題。どのような形で自分を表現するのか。店作りの参考になりました。

 ところで、バウハウスの作品群を見ていると、現在のいわゆるデザイン家具やデザイン家電と呼ばれるものが、その影響下にあることが良くわかります。志を継承しているもの。テイストだけいただいたもの。いうまでもなく、先達の仕事を正しい解釈の元に再構築している製品と、単にパクッた製品では、心がけにおいて似ているようでまったく違います。

 これは、工業デザインに限ったことではなく、たとえばコーヒー屋など商業においても重要なテーマだったりするのであります。

2009年3月20日 (金)

シックにマンデリン

 ハンドドリップの楽しさを知ると、せっかく淹れるなら美味しい1杯を飲みたい、と張り切ってしまいます。

Coffee090320  今朝は、マンデリンを淹れました。このお豆は、一回り大きい粒なのでいつもよりほんの少し多めの量を挽いています。はじめのお湯の量を加減して、じっくりじっくり引っ張っていく感覚で旨味の凝縮エキスを出せたら、私にとってのマンデリンの蒸らし抽出は合格点、出来上がりまでニンマリしながらの作業です。

 淹れながら頭の中でスタイリングしたのは写真の感じでした。テーブルが落ち着いたブラウンだったらもっとイメージ通りだったのですが・・・。

 早く頭の中のイメージに追いつけるようになりたいなー。

(家内・記)

2009年3月17日 (火)

SCAA式評価法講座

 日本スペシャルティーコーヒー協会の特別セミナーに参加してきました。これは「SCAA式スペシャルティーコーヒー評価法」の講義で、平たく言えば「スペシャルティコーヒーとはどのような条件を満たしたものか?また、その格付けは?」を座学と体験で学ぼうというもの。講師はSCAA評価法の第一人者マネ・アルベス氏。非常に内容が濃く、素晴らしいセミナーでした。

 なにしろ自分の店にこもっていると、昨日の続きが今日で今日の続きが明日、といった感じで変化無く過ごしてしまいがちです。ゆえに、一流の講義を受けて自分の至らなさを実感するのも、それはそれで「頭と心の空気入れ替え」のようで新鮮な気分。

 それでもスペシャルティコーヒーの評価法については、LCFの講習会でも何度か学習しており、だいぶコツは分かってきました。ただ、達人と認められるには、その道のりがあまりに険しいだけ(笑)。まぁ、目標設定は高すぎるくらいがちょうどいい、と言いますしね。プロとはいえ、いやプロだからこそ学ぶことは尽きません。マイペースだったり焦ってみたり、思い上がってみたりヘコんでみたり、なんとも忙しいことだ。

 それでは、また。

2009年3月15日 (日)

ブラジル・ダテラ農園・ブルボンスペシャル

 ブラジルの「ダテラ農園・ブルボンスペシャル」が好評です。去年に引き続き、生豆の真空パックを頑丈な箱で梱包した、ダテラ農園が言うところの「ペンタボックス」での入荷です(ブラジル・ダテラ農園ペンタボックスの参考記事)

Daterra1_2  ダテラのコーヒーの特徴は、やはり丹念にしてノーブルな仕上げだと思います。品の良い味といえばうまく伝わるでしょうか。生産者の、コーヒー豆への強い愛情と誇りを実感します。

 ダテラではいくつかの品種を栽培していますが、当店であつかっているのは、アラビカ種・ブルボン100%のもの。名づけて「ブルボンスペシャル」。私は、べつにブルボン信者というわけではありませんが、昨年暮れダテラの違う品種と比べた結果、やはりブルボンが口に合いました。

 焼き栗を思わせる、甘く懐かしい香り。キチッとした苦味と強めのコク。入荷したてで、焙煎のベストポイントをつかむのにややてこずりましたが、現在良好に焼けていて、なんとも幸せな気分。このように優れた豆、優れた農園に出会えてコーヒー屋冥利につきます。

Daterrapack  右の写真は、前述した生豆の真空パック。カッチンカチンの状態ではるばる日本にやってきて、長く鮮度を保ちます。ここまで注意を行き届かせる農園が現れてきています。いろいろな意味で、新世代のコーヒーと言うべきでしょうね。

ブラジル・ダテラ農園・ブルボンスペシャルのショッピングページはこちら

2009年3月11日 (水)

シーマ・ブルボン・エコウォッシュト

 話題のコーヒーのひとつ、「マカウバ・デ・シーマ農園・ブルボン・ナチュラル」が完売し、引き続き「マカウバ・デ・シーマ農園・ブルボン・エコウォッシュト」を販売開始します。

Cima1  シーマのブルボンがなぜ話題かについては、参考記事をご参照いただくとして、当店は今年、2種類のシーマ・ブルボンを用意しました。第一弾として販売した、水を使わず脱穀する「ナチュラル精製タイプ」。そして第二弾、水を使って脱穀する「ウォッシュト精製タイプ」です。

 このシーマのウォッシュトタイプは、とくに「エコウォッシュト」と称され、やたらに大量の水を使わず、環境に配慮した精製法とのことです。コーヒーの生産に関して、エコロジカルに対応する傾向は近年ますます強まっており、このエコウォッシュト(という考え方)も、これからの主流となっていくように思われます。

 さて、その香味についてです。印象としては、ナチュラルタイプに比較して、さらに洗練されている感じがします。スッキリとつややかとでも言うのでしょうか。上品でありながら、軽くスモーキーなパンチがある、大人のコーヒーと言ってよいでしょう。

 近日中にWEBショップにもアップします。ブラジルファンの皆様、どうぞお試しください。

 なお、当店では通常2~3種類のブラジルを用意しています。このたび、シーマのほかに、「ダテラ農園・ブルボンスペシャル」を販売中。詳細は後ほど。

2009年3月 8日 (日)

いろいろ入荷中

 おかげ様で忙しく過ごさせていただいております、ありがとうございます。

 トピックといたしましては、店頭販売用のお菓子やお塩・オリーブオイルが入荷しました。商品が切れると、リクエストをいただく機会が増えました。こちらも定期的にお買い求めいただくお客様が増えたことを実感し、たいへん嬉しく思っております。

 雑貨のほうは、「自分達が気に入るもの」の軸は同じですが、長期的に販売していきたいものと、ご来店の期待感を増やす意味でのスポット的商品に分けていきたいと考えています。スポット商品は不定期で在庫セールしますのでチェックしてみてくださいね。入荷のほうは、商品を検討中につき、もう少しお待ちください。

Coffee090308  写真は昨日の閉店後に淹れたカフェ・オ・レ。20年前、お気に入りの雑貨屋さんで購入したフランス製のボウルでパチリ。商売っ気のない奥様が経営していて、必ず「見っけ!」という、いいものが置いてあるお店でした。もう無くなってしまったけれど、いいお店だったなー。購入したものは今でも全部健在ですよ。

 あの、いいものを見つけてくるセンス、私もあやかりたいな。

(家内・記)

2009年3月 5日 (木)

デミタスの練習

 今朝は、デミタスコーヒーを淹れる練習をしました。

 わたしは、味の基本ベースをブラジルを軸にしています。デミタスもシーマ農園で淹れてみました。30gのお豆で、いつもの規定量の3分の1量で上げてしまいます。ということは、いつものペースよりじっくり旨味を引き出さなくてはならず、わたしにとっては抽出の応用編。出来上がりは、ビターチョコを味わっているようなイメージで淹れていきます。

Coffee090305  やったぁ、美味しくはいりましたよ。もう1回チャレンジしてブレなく出来たので、今度は可愛くセッティング。ビターチョコの味わいなので、おやつはなし。代わりにフェーヴとミモザを飾ってみました。

 1杯の美味しいコーヒー、しあわせだなー。

(家内・記)

2009年3月 4日 (水)

近況

 なんだかんだ忙しく、日記も更新らしい更新をしないまま、ほったらかしてしまいました。新豆情報としては、去年も好評だった「ブラジル・ダテラ農園・ブルボンスペシャル」が入荷しました。焼き上がりがいまいち気に入らず、焙煎を決めるのに少々てこずりました。ま、日本に入港したては、いつもこんな感じですがね。近日紹介記事を書きます。またWEBショップにも登場します。ご期待あれ。

 身内の所用も済み、先月末に受けた私の健康診断も「異常なし」とのことで、ようやく落ち着いて仕事が出来る感じです。さしあたってお菓子や食品類を手配しました。次はコーヒー器具や雑貨の仕入れかな。なにか目新しいことがありましたら、またお伝えいたします。今日のところは、これで。

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