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2010年8月

2010年8月19日 (木)

コスタリカ「ラピラ農園」

 ご案内が遅れましたが、コスタリカ「ラ・ピラ農園」の新豆もようやく入荷し、7月末に販売を開始しました。

Costalapira5s  こちらのラ・ピラ農園も、先日記事にしました。雲がかかるくらいの高原にある、こじんまりとした農園です。最近中米では比較的小規模かつ意欲的な生産者が注目されていて、小規模なりのメリットといいますか小回りのよさを生かし、新しい手法を試したり、エコロジカルな農法を取り入れたり、それぞれていねいにコーヒー作りをしています。

 とくにコスタリカでは、そのような品質重視の小農家のコーヒー豆を「ブティックコーヒー」と呼び、スペシャルティコーヒーの世界でも高く評価される存在になっています。

Costalapira2s  ラ・ピラ農園に関して言えば、4年前、当店で取り扱いを始めたとき、「きれいな豆だなー」と感心して以来、ずっときれいな豆を届けてくれています。今年は、その優れたクオリティーをさらに維持すべく、VP包装(バキュームパック)で日本にやってきました。これは一般的な麻袋では外気によるダメージを受けやすいため、厚手のポリ袋に入れたうえ空気を抜く梱包方法です。

 ラピラでは完熟した実を手摘みし、棚の上で天日乾燥してコーヒーを作っています。その伝統は守りつつ、エコロジーにも強く配慮するという、まさにブティックコーヒーの面目躍如。

 今回販売するのは、毎年好評のセミウォッシュト・タイプ。カツーラらしい、柑橘系の軽い酸味と甘い後口がさわやかです。

 そうそう、もうひとつ特記事項があります。写真はラ・ピラ農園の美しすぎる若旦那。コーヒー業界でも有名なイケメン。

 というわけで(どういうわけ?)、お待たせしました、ラ・ピラ農園販売中です。

パナマ「コトワ農園・ピーベリー」

 中米視察で訪問した農園の豆が、ひととおり入荷しました。順番に販売しています。本日は、「パナマ・コトワ農園・ピーベリー」のご紹介。

Kotowacafe_ss  ピーベリーとは、コーヒー豆の生育過程で、本来2個に分裂するはずの種が、未分化のまま成長したもの。まるっこいコロンとした形から、「ピー(丸い豆の)ベリー(木の実)」と名づけられました。つまり品種のことではなく、形状からくる呼び名。

 希少価値ということで、ときに若干高めの値段で売られることもありますが、私の経験から言うと、「ピーベリーだから、おいしい」ということはないと思います。ピーベリーであろうとなかろうと、良い農園で真面目に作られたコーヒーが、おいしいのは言うまでもありません。

 ただし、これもまた経験から言いますと、ピーベリーは通常の豆と比較すると、やや軽い口当たりに感じます。今回入荷したコトワ農園のピーベリーも、同じコトワの通常の豆と比べると、ややライトな印象。よって、極上のマイルドコーヒーという位置づけで、提供させていただきます。

Kotowamachine_ss  パナマのコトワ農園については、以前記事にしました。品質の向上とエコロジーの充実を両立させるべく努力する、心ある生産者です。そのルーツはカナダからの移住者で、大昔の精製機械(現在は使われていない)や、西部劇の映画のセットみたいな執務室(現在も使用)が、20世紀初頭の面影を伝えています。

 で、のんきなコーヒー農家だなぁと思っていると、コーヒーハウスのチェーンも展開していたりします。さすが、伝統を大切にしつつ、着実に経営のアップデイトもしているんですね。

 なにはともあれ、パナマ・コトワ農園・ピーベリー、販売開始です。当店では価格にプレミアはつけません(笑)。少量につき、ご興味をお持ちの方は、お早めにお試しください。

2010年8月18日 (水)

サンタカタリーナ・グランレゼルバ

 当店の根幹を成すコーヒーのひとつ、「グアテマラ・サンタカタリーナ・LCF別注品」。ルパン三世でたとえるなら、次元大介といいましょうか、とにかく頼りになるやつです。

Guatesanta_reserva_ss  そのサンタカタリーナ・別注品のなかで、さらに農園主のペドロさんが「とくに良いできばえ」と推薦してくれた、標高1900メートル・第5地区で採れた豆。その名も「グランレゼルバ」として、入荷しました。

 かつてコーヒー豆のプロフィールは生産国のみ、またはそこに輸出の等級(例・スプレモ、SHB、G2など)が追加表示されているのがせいぜいで、実のところ詳細不明でした。

 しかしコーヒーも農産物であり食品ですから、いつまでも神秘の国から来た神秘の飲み物というわけにはいきません。ここ10年余りのスペシャルティムーブメントにより、農園や生産者、品種や精製方法、場合によっては輸送方法まで、コーヒー豆もトレサビリティを明示することが当たり前の時代になってきました。

 そしてサンタカタリーナ農園のように意欲的な生産者は、いよいよ区画による香味の違いまで検証し始めたわけです。今後、このような取り組みはさらに広がっていくと予想されます。

 状況のこのような進展は、消費者の方々に食の安全・安心を提供するばかりではなく、コーヒーを系統立って検証する楽しみをも提示したと、私は考えています。

 検証しすぎて情報の迷宮で行方不明というのも困りますが、味覚の体験になるなら試してみたいですよね。というわけで、「サンタカタリーナ・LCF別注・グランレゼルバ」販売開始です。いつも販売しているサンタカタリーナも最高品質ですから、香味の違いはわずかのため、お値段据え置き。ぜひ、お試しください。

2010年8月 1日 (日)

ビンテージあります

 那須地方も猛烈な暑さが続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 商品棚に、またちょっとビンテージ・コレクタブルを並べてみました。当店がコーヒー屋のせいか、やはり売れ筋はカップ&ソーサーやポットの類ですね。当店であつかうビンテージは、自分たちの好みとは微妙に違うけど見逃すには惜しいものや、好きでコレクションしているうちに何個も集まっちゃったものなど。

Vintage100801  美術品みたいな骨董は専門のアンティークショップにおまかせするとして、当店ではもっぱらカジュアルな品揃えです。

 たとえば写真中央のジャージー牛型ミルクピッチャー。意外な人気で、これで3個目の登場。今回はデッドストック(未使用品)!。

 そのほかのカップやボウル、小物類も、愛らしいデザインのものを選んでみました。価格も手頃な感じにしています。

 じつをいえば、ちょっと名残惜しかったりもするのですが(笑)、お客様のお手元で大切にされると思えば、とてもハッピーです。かわいがっていただける方に、ぜひ。

 そうそう、ブログで紹介する間もなく、並べてすぐに売れてしまったものもけっこうあります。お買い求めのお客様にとっては、お気に入りとの偶然の出会い、でしょうか。これもビンテージの世界の魅力です。

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