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2011年7月

2011年7月29日 (金)

毛ガニ来たる

 先日赤ちゃんが誕生した、家内の弟S君。そのお祝い返しに、赤ちゃん誕生時の体重と同じ重さのお米と、産地直送の毛ガニ4杯を持ってきてくれました。

 毛ガニ・・・・・、生きてる!しかもけっこう元気。これはまいったなぁ。可哀想なのと旨そうなのが、私の中でせめぎあい(笑)。現在、可哀想な気持ちが若干勝っており、水槽に塩水をはって飼えないものかしらとか考えていますが、おなかが空いたら旨そうな気持ちが勝つんだろうか。

 私の気持ちがどうなるにせよ、どうせ食べるのならば、ここはやはりおいしく調理して無駄なく食べるのが敬意でしょうね。考えてみればコーヒー豆だって、大地に撒けばやがて芽を出す立派な生命だったわけです。精一杯上手に焙煎し、おいしいコーヒーに仕上げなければいけません。

 あ、そうか。調理技術とか焙煎技術とか、もしくは食事の作法とかテーブルコーディネイトとか。いわゆる食文化にまつわるものって、美味や贅沢を追求する「技術」だと思いがちだけど、我々がいただく生命への「敬意」でもあるのか。

 なんてね。ここはあまり文化論として右傾化するとせっかくの毛ガニがおいしくなくなっちゃうんで、この話はこのへんで止めることにして。

 S君とTさん、それにSちゃん。なんだかすごいお祝い返し、ありがとうございました。我ら3人、食欲のフーリガンと化してがっつりいただきます。よろしくぅー。それでは、また。

2011年7月23日 (土)

ネット・モール考

 なんだか最近、インターネット上のショッピングモールに出店しないかといった勧誘が、ずいぶん多くなりました。電話なりメールなりで誘いが来るのですが、どれも「そちらはこだわりのコーヒーじゃないですか。そのこだわりのコーヒーを、ぜひ世の中に紹介したいんですよ」というのが殺し文句(らしい)。

 とはいえ「うわー、こだわりとか言われちゃった。うれぴー。」などと私がはしゃぐはずもありません。これは当店くらいの個人のコーヒー店に片っ端からアプローチして、同じセリフを言っているわけです。

 まぁ、それはともかく。通信販売に関しては、当店もおかげさまで全国各地よりご用命をいただいております。当店のネットショップは、大手ショッピングサイトみたいに見栄えもよくないし、品数が充実しているわけでもありません。お電話やFAXの受注も、定休日には対応が遅れたりします。また、以前からご要望の多いクレジットカード決済も、現在のところ取り扱う予定は無しです。

 みなさま、よく御注文をくださるものだと感心してしまいます・・・・・って、私が言ってはいけません。でもそのぶん、わざわざ当店の通販を御利用いただくお客様各位には、心から感謝申し上げ、なんとかご満足いただける工夫をしていこうと考えています。

 夫婦二人の店ですし、ネット・モール出店などの大幅な売り上げアップを狙ったところで、品質を落とすのが関の山。それを喜ぶお客様は、当店にはひとりもいらっしゃいません。

 孤高の信念を述べているようですが、じつは特別なことでもなく、同じように考える個人店は多いのでしょう。ネット・モール運営業者にしたって、参加希望が多ければべつに勧誘する必要はないでしょうからね。「こだわり」というのであれば、身の丈でベストを尽くすのが、当店のこだわりといえばこだわりです。日ごろ忘れてますが。

 以上の理由で、大規模展開を考えていない当店の通信販売ですが、まだまだ余力はございます(笑)。どしどしご注文ください。

 これぐらいは書いておかないとね。それでは。

2011年7月21日 (木)

近況

 台風のせいで大雨が降り、今朝はすっかり涼しくというか、肌寒い感じなりました。現在、パイル地のパーカーを着用しております。

 猛暑猛暑で、コーヒー豆の売り上げも、アイス向きのブラジル・ダテラ農園ブルボンセレクト、タンザニア・ブラックバーン農園AA、モダンブレンド烈あたりが人気でしたが、本日は満遍なくご用命をいただきました。

 それにしてもたくさんのご来店、ありがとうございます。やはり涼しくなると気分も軽くなりますよね。みなさんリラックスなさってる印象でした。

 ただ私としては、晴天・大雨・晴天といったジェットコースター状態の気候が続くと、古傷のムチウチがうずいて、若干ぼーぉぉぉぉぉっとしてしまう場合があります。ま、いつもそれほどシャキッとしているわけでもないのですが。とはいえ、そこはそれプロですから、ぼーっとしたときには太ももに手裏剣を突き刺してでも(忍者か)、我に返ってきちんと仕事しますのでご心配なく。

 さてと、仕事に戻りますかね。台風が過ぎればまた猛暑なんでしょうか?今年の夏休み、那須は忙しくなるのかなぁ。なってほしいものだなぁ。

2011年7月15日 (金)

コロンビア「オズワルド農園・ティピカ・有機認証豆」

 というわけで待望の新入荷、コロンビア「オズワルド農園・ティピカ・有機認証豆」のご紹介です。コロンビアの名門「オズワルド農園」と私共LCFは以前からパートナーシップを結び、「オーガニック豆の特別仕様」を作ってもらっています。コロンビアのみならず、有機コーヒー豆の最高峰のひとつと言っても過言ではないでしょう。

Oswald_typica1  で、例年、品種はブルボンを指定しているのですが、今年はいよいよティピカ登場です。

 コロンビアの伝統的な品種、ティピカの数奇な運命については、コロンビア「トレド・タママウンテン」の記事にも少し書きました。要するに、「ティピカはおいしいけど、儲からないから作らない」という政府の指導が失敗し、現在、志の高い生産者によって本当に少しずつではありますが、復活しつつあるといったお話。ま、政府の方針があてにならないのは、どこかの国も一緒ですが、これについて書くと長くなるので止めます。

Oswald_typica2  さて、オズワルド農園のティピカ。トレド・タママウンテンも良い豆でしたが、それよりさらにコクが強く、深めに焼くと、まさに芳醇・濃厚にしてまろやか。至高のコロンビアコーヒーです。

 オズワルド農園の志の高さは、パッケージの各種有機農法やエコ農法の認証マークが物語っています。堂々の「100%ティピカ」。右がその写真。LCF特別注文の刻印も確認できますね。

 今回LCFではオズワルドのティピカ全量を購入しましたので、それだけでも特別なのですが、さらに生豆の劣化を防ぐため、真空パックしたうえ箱詰めする特別仕様。ダメ押しにリーファー(定温)コンテナで輸入するという、誰もしたことがない、というかコストがかかりすぎて誰もやろうとしなかった若干クレイジー気味の輸送手段をとりました。

 事前情報を並べるより、やはりお飲みいただくのが一番ですね。2011年、コロンビアコーヒーの最先端をぜひご確認いただきたく存じます。どうぞお試しください。

2011年7月13日 (水)

近況

 コーヒー豆、新入荷のお知らせです。

 コロンビア「トレド・タママウンテン・LCF別注」が、「オズワルド農園・ティピカ・JAS有機認定豆・LCF別注」に入れ替わりました

 パナマ「コトワ農園・トラディショナルリザーブ」が、「コトワ農園・ドンK」に入れ替わりました。

 どちらも透明感がありつつ芳醇な、素晴らしい香味です。本日より店頭で販売を開始しました。また、当店ネットショップにもアップしましたので、ご興味を御持ちのお客様は、ぜひお試しください。

 店主の日記での紹介記事は、近日中にあらためてアップします。ちょっとまとまった時間がとれず、すいません。

 ブログの日記は、正直、いきあたりばったりに書いていますが、コーヒー豆の紹介記事に関しては、どのように魅力や特徴をお伝えするか、それなりに案を練っております。

 ・・・そのわりにはたいした記事じゃないじゃん、とか言っちゃいけません。仕事に戻ります。それでは、また。

2011年7月 9日 (土)

僕は時代にそぐわない

 出版物の編集者をしている友人からもらったメールに「斜陽(笑)産業の人間としては・・・」との文言があり、最近やけにそれが気になっています。iPadなどのいわゆる電子書籍が、紙に印刷した出版物に取って代わるとかなんとかいう風潮に対しての、自嘲気味のジョークと思われます。

 私は本にせよ新聞にせよポスターやチケットにせよ、「印刷してあるもの」のたたずまいを好みます。本の手触りや重さ・文字の大きさや形・紙の匂い・所有する満足感・切ったり貼ったり。印刷物は「実物そのもの」が、製作した人の表現なのだろうと思うわけです。

 そしてそのたたずまいは、記憶をたどるとき、ときに切なく皮膚感覚と共に蘇ってきます。たぶんそんな人は大勢いるはずで、ゆえに出版物が斜陽なんて当事者の思い込みなんじゃないのかなぁ。そんなこと言ってないで、いいもの作ってよ。

 前述の友人のメールに引っ掛かったのは、たかが新製品がもてはやされてるくらいで、冗談とはいえネガティブな姿勢になっているから。好きな仕事なら好きにやればいいだけの話ではないかと。

 ついでに言えば、好きじゃないことはしないほうがいい。自分自身が変になっちゃうから。Hakoyaが抹茶フラペチーノを提供したらどう思います?似合わないでしょう(笑)?それは抹茶フラペチーノに興味を持てないからで、その分野が得意なお店に任せたほうが、抹茶フラペチーノのためにも良いと考えているからです。

 その代わり興味があることは譲りません。結果、それが自分の店を構成する要素となっていくんですよね。

 時代の流行に迎合するでもなく逆らうでもなく、まったく無関係でいたいなぁと思いますね。どのみち責任をとるのは自分なんだし、他人の価値観なんて気にしたところで迷うだけ。

 ビーチボーイズに「僕は時代にそぐわない」という曲があって、この曲の場合は哀感を表現しているのですが、私はむしろ時代にそぐわないことを喜びたい。自由でいられるってことだから。

 そんなわけで、友人がどのように仕事に取り組もうと、その人の問題です。なのでこの話はこのへんで。それでは、また。

2011年7月 6日 (水)

近況

 うだるような暑さとはこのことか、といった酷暑が続きます。梅雨はもう明けたんでしょうか?

 みなさん外出なさらないのか、今日あたりカフェはちょっとヒマです。そうだよなぁ、自分だって外に出るのやんなるもん。とはいえ、ありがたいことにギフトや通販のご注文を多くいただいていて、焙煎や荷造りをせっせとこなしております。

 さて、もうすぐ震災から4ヶ月になろうとしています。こちら那須地区はほぼ立ち直って、みんな生産に打ち込んでいる感じです。復興のためには、なにはともあれ経済をまわさなきゃね。個人の力は微々たるものかもしれませんが、でも結局、復興は心意気の問題だと思っています。

 そんななか、「世界に恥じる」我が国の現政権が大変人を復興大臣に登用し、またもや国民の怒りと失笑を買った挙句、やる気をなくさせてくれました。あの政府、ホントは復興する気ないんじゃないの?

 政治というのは、国民に委託されて、国家運営という事務を代行しているに過ぎないわけです。政治家はその事務をやりたいと自分で名乗り出たのであって、こちらが嫌がる人間をムリヤリ政治家にしたのではありません。

 復興資金だって、税金や義援金を政府に預けているだけです。例の、被災地に暴言吐いたオジサンなんか、自分の金のつもりなんだろうな。・・・・・考えてみたら、危険極まりない預け先だ。復興資金が、どこかに消えてしまわないことを祈るばかりです、って哀しすぎる。

 とにかく、復興は心意気の問題なんです。こちとら片田舎で汗を拭き拭き働いてるんだから、せめて希望を持たせてほしい。それが、つまり政治の務めでしょ。

 だって、さんざんいいこと言ってたんだからね、現政府の皆さん。

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