« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »

2011年8月

2011年8月28日 (日)

Qグレーダー合格

 昨年の10月、SCAA(米国スペシャルティ協会)の公認鑑定士「カッピングジャッジ」に認定されました(関連記事)。

 SCAAカッピングジャッジの有資格者は、CQI(コーヒー・クオリティ・インスティチュート。コーヒー品質評価機関といった意味)公認の鑑定士「ライセンスド・Qグレーダー」の資格試験を受けることができます。で、さっそく今年4月に行われたその試験を受け、合格しました。

 晴れて「Qグレーダー」に認定されましたので、ここにご報告いたします。

Cqi2  「Qグレーダー」について補足説明しますと、つまりCQIと世界各国のスペシャルティコーヒー関係機関の監修により、生産者や輸出業者から提出されたコーヒーの生豆を評価する「Qコーヒー・システム」の評価技能者のことです。

 このQコーヒーシステムで「スペシャルティコーヒー」と認められた生豆には「Q認証」が与えられ、「Qグレード・コーヒー」という押しも押されもしないスペシャルティコーヒーとして、国際的なコンセンサスで流通することになります。・・・なんだか説明が難しいっぽくなっちゃいました。

 まあ、私がこれから貿易の仕事に就く予定はなく、これはもっと良いコーヒーをHakoyaで提供するために、Qグレーダーになれるほどの能力がほしかったと、そういうことです。認定証が届いたら発表しようと考えていたら、事務手続きにまだかかりそうなので、本日ここに記載した次第。

 ひとくちにスペシャルティだプレミアムだと、いろんな立場の人間がてんでばらばらに主張していてもはじまりません。公共の機関もしくは業界を統括する機関によって「このコーヒーは、この理由によりスペシャルティである」と認定されるのが合理的であり、お客様のためでもあり、また考えてみれば当たり前のことでもあります。

 「スペシャルティコーヒー」という呼び名が、イメージを表す言葉から、いまや実体を持った名称になったということですね。

 二つの試験に合格したことにより、私はSCAAとCQIの双方から認定されたQグレーダーということになります。ただこれは、3年ごとの更新試験を受け合格しなければ資格がなくなります。たまにカッピングジャッジやQグレーダーに興味がある方から質問を受けますが、この更新の話をすると皆さん一気にテンションが急落します(笑)。

 技術あっての資格なので「能力が落ちたらダメ」というわけで、これまた合理的ですが、キビシイ!

2011年8月26日 (金)

ビンテージなんです

 イギリス在住のアンティークショップ「Bloom」さんが、当店のためにナイスなカップ&ソーサーを見つけてきてくださいました。いつもありがとうございます。数が確保できましたので、当店で使いつつ、一部店頭にて販売いたします。

110826cup1  これはスウェーデンの「ウプサラ・エクビー社」傘下の「カールスクローナ窯」で作られた小ぶりのC&Sです。ウプサラ・エクビー社は1885年創業の名門食器メーカーでしたが、1970年代初頭には廃業していますので、コンディションの良いものは見つかりにくくなってきているようです。

 Hakoyaのビンテージ放出品としては、若干ヤレた感じのため、コンディションをご理解いただける方に超格安でお譲りします。

 右の写真は、ドイツ・ババリア地方「シェルツァー社」のC&S。これも小ぶりです。

110826cup2_2  年代は不詳ですが、独特のフォルムとシャープな図柄から判断して、1950年代から60年代製造といったところでしょうか。ドイツ製だけにバウハウスの流れを汲むような、ブルーグレイの色合いと幾何学的な模様。アクセントの線はライムグリーンっぽい感じ。クールです。

 シェルツァー社も1880年創業の老舗。残念ながら1992年に廃業。ウプサラ・エクビーと同じく、人気があることですし希少なものになっていくことでしょう。

 シェルツァー社の製品は市場で見かけないことはありませんが、今回当店で提供するタイプはレアなんじゃないでしょうか。Bloomさんも私たちも初めて見ました。状態もミントですし、使っても飾っても、寛ぎの時間を素敵に演出することでしょう。

 本日、店頭に並べました。ご興味を御持ちのお客様にぜひ御覧いただきたく存じます。

2011年8月18日 (木)

お盆のあと

 お盆が過ぎました。風評被害だなんだで那須への出足はどんな感じ?と思っていました。「渋滞してたよ」という情報もあれば、「ガラガラだね」という話もあり、本当のところはよく分かりません。当店の実感としては、「例年ほどではないがまずまず忙しかった」といったところでしょうか。一応、もっとご来店が少ない状況も想定していたので、まぁ良かったというべきでしょう。お客様各位には、心より御礼申し上げます。

 何人かの経営者の方が、人出はあるものの客単価が上がらないとおっしゃっていました。たしかに由々しき状況ではありますが、これは風評被害というよりも不況のせいですね。バブルが崩壊して約20年ですか・・・、いっこうに明るい兆しは見えません。

 話はそれますが、不況だタイヘンだと騒ぐニュースは飽きるほど見ますけど、そもそも国民が生産したお金がどこに行っちゃうのか、そのあたりの「不況の原因」についての報道って意外に見ないと思いませんか?

 さて、関西から那須の別荘にいらっしゃっているお客様によると、ガイガーカウンターで建物の周りを測っても、たいした数値は出ないとのこと。むしろ関西にお住まいの御家族のほうが、不安がるといいますか、心配なさっているそうです。

 そういうものかもしれませんね。オバケでも不審な影でも、正体が分かる前のほうが怖いなんてことはよくあります。実感のない遠くの方のほうが用心なさるのは無理もありません。栃木県北部の住民に関しては、もちろん安心しきってはいないものの、ごくごく普通に生活しています。メディア関係の方々には、こういった「本当のニュアンス」をぜひ正確に伝えてほしい。派手な画じゃないと数字稼げない、とか言わないでさ(笑)。

 いずれにせよ、那須は普通です。・・・ヘンな日本語で恐縮ですが。お盆休みが過ぎ、今日あたりからみんな仕事に戻ります。空は青く、たまに夕立もきて、笑ったり汗をかいたりコーヒー飲んだり晩酌したり、そんな感じ。

 そろそろ秋の風も吹くでしょう。皆様、ぜひ那須高原にお越しください。それでは、また。

2011年8月14日 (日)

モヤモヤ

 さきおととい(だったっけ?)、夜中の3時半ごろ大きな地震がありました。地震速報を見るためテレビをつけたら「栃木県北・震度4」とのこと。ま、びっくりします。で、もうひとつびっくりしたのは(最近こればっか)、夜中の3時半にアニメだの通販だのテレビ番組が放送されていること。

 これだけ節電節電騒いでいるメディアが、放送をセーブしてないの?テレビ局も放送してりゃ電気を使うし、視聴者も観てりゃ電気を使っているわけでしょ。

 「夜間は電気の総使用量が少ないので、景気回復のため経済活動をしています」といった理屈なのでしょうか。でもそれって、本当か?都合よすぎないか?

 小市民はひたすら我慢。体制側はなにをやってもいい、というのは、なんか腑に落ちません。俺の思い過ごしかなぁ・・・。

 情報にまつわるあれこれを考え始めると、どうにもモヤモヤしますね。でも思考は停止しないんだ。

2011年8月 7日 (日)

近況

 ここ連日、激しい夕立に見舞われ、やっと夏真っ盛りを実感しております。やはり那須といえば、雷様。このあたりの雷様は、高木ブーというよりは、いかりや長介型。天地を揺るがすような轟音と共に街中真っ暗に停電したりして、すごいのなんの。でも、こりゃ困ったとか言いながらこの空気感がどこかしっくり来るのは、私が生粋の黒磯っ子だからでしょうか。

 さてそんな真夏の盛り、出版界は秋の準備が始まっているとのことで、当店も2本の取材を受けました。ひとつは関東のカフェ案内ムック。本来はGWに出ているはずが震災で企画が止まってしまい、新たな取材のうえ秋に発行ということになりました。もうひとつは栃木地区のカフェ案内かわら版。こちらも良い情報誌ですが、なにしろ私の写真が載るという。勘弁してくださいよ。しかも打ち合わせではバストアップのはずが、全身写真を撮るとのこと。忙しくて靴も履きかえられないまま、よれよれで誌面に登場する予定。あーあ(笑)。

 あとはなんでしょうね。そうそう、お盆過ぎにはまた順次新しい豆が入荷します。焙煎度合いを決め販売を開始したら、詳細を記事にしますのでお楽しみに。

 それから、店舗のオーディオ。HDプレイヤー兼CDプレイヤー兼DCコンバータのヤマハHD1300が壊れ、修理代を訊ねた結果、あきらめることにしました。同等の機能を一台でまかなう機種がもう市場にないので、どうしようか途方にくれております。現在iPodのイヤホンジャックから直でパワーアンプにつないでいますが、うーむ。

 ・・・どうにも、とりとめないですね。近況報告なのでお許しください。それでは、また。

2011年8月 2日 (火)

なんだかなぁ

 ゆうべテレビのニュースを見ていたら、「携帯電話の電磁波はガンの原因になるか?」という有識者のシンポジウムが開催されたとのこと。たしかにケータイ使っていてガンになっちゃかないませんが、肝心のテーマより気になることがありました。

 そのシンポジウムが言うには、「ケータイの電磁波でガンになる可能性は、5段階評価で3。排気ガスやコーヒーと同じ危険度」だそうです。

 ・・・って、コーヒーが危険だとぅ!?こんな濡れ衣着せられちゃぁ、穏やかじゃありません。

 ガソリンの燃えカス「排気ガス」は、確かに有害なことが証明されている化学物質で、ゆえに厳しく規制されています。発ガン性の例に出してもかまいません。

 でもコーヒーは単なる食品ですよ。しかも焙煎豆は、添加物さえ入っていないわけです。もちろん、安全だから規制なんてされていません。むしろ最近の研究で、健康に良い様々な効能が確認されています。

 シンポジウムもけっこうだが、電磁波を研究する前に一般常識を勉強したほうがよくないか。おたくら、命と引き換えにコーヒー飲んでるの?この21世紀に馬鹿も休み休み言いたまえ。

 私は携帯電話になんの思い入れもありませんが、こんなトンマな集会で吊るし上げられるケータイが気の毒です。

 それとニュース番組。携帯電話会社から広告料いっぱいもらって、あえて検証をしない姿勢なのか。それともやる気がないのか。「電磁波の害ってコーヒーくらいなんだって。ケータイ、ノープロブレムっしょ。ある意味ラッキー」ってノリで、そのまま放送しちゃダメでしょう。コーヒーに害は無いんだってば!せめて「コーヒーとガンの関係は確認されていません」くらいの脚注の字幕を出さないと。今度は飲料メーカーのスポンサーが怒っちゃうよ(笑)。

 けっきょく電磁波にどの程度の害があるのか、全然伝わってこなかった。

 コーヒーのことだから気がついたけど、この手のいい加減な情報は山ほどあるんだろうな。だーれもなーんにも検証しない報道が、今日も流れているのであります。

« 2011年7月 | トップページ | 2011年9月 »

2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31