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2011年10月

2011年10月26日 (水)

テルマエ・ナスエ

 定休日はつとめて休むようにしているのですが、そこは夫婦二人の自営業、何かしら仕事がらみの用事が入ります。我が奥方なんかは、そこに子供会やら町内会やらの行事も入り、楽しんではいるものの、ややお疲れのご様子。

111025coffee  そこで、那須地区に住んでいるアドバンテージを生かし、家内オススメの「テルマエ・ロマエ」を気どって、温泉入浴なんぞ楽しんでいるこのごろであります。なにしろ車でちょっと走ればいたるところにお湯が沸いてますからね、このあたり。

 まぁ、私たちが行くのは、温泉と言っても銭湯っぽい感じのカジュアルなところ(もちろん泉質は本物)。あまりにもひなびた秘湯系温泉や、入浴にも作法が必要なマニア系温泉は、湯治場ならではの充実感や達成感はたいへんなものがあるのでしょうが、私たち温泉シロートには少々荷が重い。かえってクタクタになってしまいます。

 ご存知でしょうか?湯治の道もいよいよ極めてくると、お湯に入って健康になるというよりも、健康じゃないと入れないお湯に挑むといったあんばいになるようです。

 ・・・・話がそれました。さてそんなわけで、そのカジュアルな温泉にカジュアルな気分でゆるーく浸かっていると、いろんなことがどうでもよくなってまいります。

 思考の崩壊によって、重大案件だと考えていたことも古い角質みたいにボロボロはがれ、あ、たいした問題でもないじゃんみたいにスッキリ。日ごろの垢を落とすとはよく言ったものです。そんでもって、本当にやるべきことがつるんと現れたりするわけです。つまり温泉でリラックスすることは考えを整理することにつながり、仕事の効率も・・・。

 はっ!いいかげんな話を書こうとして、なんとなくもっともらしい話になろうとしている(ルシウス調)。こういう自分がメンドくさい。もっかい温泉に行ってこようっと。では、また。

 

2011年10月19日 (水)

コスタリカ「ラ・ピラ農園・LCF別注VP」

 コスタリカの「ラ・ピラ農園」。もう5年目のお付き合いになります。しばらく前から新豆を店頭およびネットショップで販売していますが、すっかり記事を書いたつもりでいて、ここにアップするのを忘れていました(笑)。

Lapira_roaster  というわけでラ・ピラ農園、昨年訪問し、何回か記事にも書いたとおり、ごくごく小さな農園です。ですが、中米の生産国らしく、その小ささを生かし隅々にまで配慮をいきわたらせ、愛情溢れたコーヒー作りに専念しています。詳しくはラ・ピラ農園についての昨年の記事を御覧ください。

 それだけ熱心に作られたラ・ピラのコーヒーが素晴らしくないはずがなく、ここ数年業界での評価がうなぎのぼり。今ではかなり入手が難しい感じになってきました。

 当店では5年前のあつかい開始のときから人気が高く、私共をご愛顧くださるお客様のお目の高さが証明され、店主として心より誇りに思っております。

 さて、そのラ・ピラ、ひっぱりだこなのはいいのですが、なにしろ小農家です。買い付け価格の急騰は止むを得ないとして、困ったことに需要に応えるだけの充分な生産量がありません。当店としても新豆を別注VP(真空パック)仕様で確保するにはしたものの、一年間持つかどうか微妙といった感じです。

 ドラマなんかに出てくる、友達がスターになって嬉しいような淋しいようなフクザツー、みたいな人の気持ちが分かるこのごろ。ま、でも嬉しいですよね、コーヒー屋としては。

 ラ・ピラ農園、柑橘系の甘酸っぱい香りを漂わせつつ甘いコクがしっかり生きていて、今年も良い出来栄えです。まだお飲みでない方は、来年の春ごろまで、なくなっちゃう前にお試しください(笑)。

 写真は、ラ・ピラ農園の片隅にひっそりと置いてあった、大昔の炭火焙煎釜。ほしい!

2011年10月14日 (金)

出張してきました

 スペシャルティコーヒーの勉強会、行ってまいりました。コーヒー豆取引相場の読み方、最高峰の生産者「グアテマラ・サンタカタリーナ農園」オーナー・ペドロさんの講演、農業の世界情勢、今後の買い付けの方針、その他盛りだくさん。

111014coffee_2  それにしても同業者が70店くらい集まったでしょうか。コーヒー屋のルツボ状態というのは、煮詰まっているというか緊張感があるというか、なかなかに刺激的であります。皆さん自己主張が強いですからね。ま、店をはっていくからには、それが当たり前。

 私は昔から集団に溶け込むのが苦手で、また溶け込む必要もないと考えているのですが、講習などの機会にオーナー諸氏のお話をうかがうと、やはり勉強になりますね。

 経営者十人いれば十通りの経営哲学があり、そのどれもが一理あります。「なるほど、そういう発想もあるのか」「あ、このやり方は俺と同じだ」「それはわかるけど、同意できないなぁ」などと考えているうちに、無意識下にあった自分の方針が明確に像を結んだりするわけです。勉強会の一番の利点といえるかもしれません。

 今回最も印象に残ったのは、コーヒーを取り巻く状況の変化とその未来についての講義で、「コーヒー業界の幸せな時代は終わった。危機感を持たない店は潰れる」といったもの。

 私も常々そう考えているのでとくに衝撃はありませんが、あらためてこうハッキリ解説されるとさすがに迫力があります。

 人間、自分は大丈夫だと自信がある場合、状況を完全に把握していて対策が万全だから自信があるケースと、状況をまったく把握しておらず問題に気がつかないから不安にならないケースとに分かれます。私はなにとぞ前者でいたいと、切に思う次第です。

 さて、これ以上の考察はここに書いても仕方がありませんので、出張の報告はこれまで。それでは、また。

2011年10月11日 (火)

11日

 震災以降、毎月11日になると「あれから〇ケ月だなぁ・・・」と考えるようになりました。そういう方も多いのではないでしょうか。

 そこでちょっと気になったのですが、私たちがいろいろな形で送った義援金、その後どうなったのでしょうか?半年以上たったのだから、そろそろ現段階まででいいから決算を知りたいところです。

 なんでこんなことを書くかといいますと、テレビのニュースで「震災への関心が薄れ、日を追うごとに募金も少なくなっている」という論調の報道を見たから。・・・はぁ?関心が薄れた?そうじゃないだろう、と。

 被災地のことを思い送ったお金が使途不明では、そりゃあ続けて募金する気も失せますよ。

 たとえこっそり決算報告していたとしてもですね(笑)、今回の義援金は世界中のみなさんが心をこめて協力しているのだから、「どんな事にいくら使われたか」が誰にでもわかりやすく報告されなければ意味がないと思うんです。それこそACのテレビCMとか、やりようはあるでしょう。

 政府には復興増税の前に、復興のお金の流れについて現状報告を求めたいところです。

 さて話は変わって。お知らせしましたとおり、明日はコーヒーに関するいろいろなことを勉強してまいります。近ごろはスペシャルティコーヒーというカテゴリーも一般的になってきて、情報も多くなってきました。かわりに、と言ってはなんですが、溢れる情報のせいで本質が見えにくくなるというジレンマもあるわけです。

 このあたりで一度、自己の知識をいったん整理する必要を感じています。「スペシャルティコーヒーです」と胸を張っても、「その根拠は?」と問われる時代。それだけ市場が熟してきたともいえますのでまさに望むところですが、ぼやぼやしていると置いてかれちゃう。

 そんな感じで(どんな感じ?)、仕事に戻ります。では、また。

2011年10月 7日 (金)

近況

 那須地区は涼しいを通り越してだいぶ寒くなってきました。ストーブ、コタツも当たり前。風邪を引いてしまった方も見受けられます。風が乾き空が高く、那須はすでに晩秋の気配です。

111007coffee  そんななか、福島県矢祭町にあるカフェ、「珈琲香坊」さんご夫妻がいらっしゃいました。

 毎回同じことを書いて恐縮ですが、当店と同じ夫婦ふたりで切り盛りされているお店ですし、気心も知れているということで、例によって「あー、あるある!」系の爆笑満載でした。おもしろかったっす、先輩。

 こういう仕事をしていると、同業者に限らず、様々な職種の経営者の方とお話をすることも多いわけです。お話をうかがって楽しくまた勉強になるのは、やはり「他人がどうであろうと、自分は自分」という確固たるスタンスを貫いている方々。その不器用さ、深くシンパシーです。

 逆に、他人が存在してはじめて自分があるタイプは苦手。アイツどうしてる?とか、勝っただの負けないだのとか、おたく実際のところどうなの?とか。聞いていて毒が回ってくる感じがします。

 ・・・話が脱線しちゃいました(笑)。ホントよく脱線するよなぁ、俺。

 ま、そんなこんなの近況です。おあとがよろしいようで。それでは、また。

2011年10月 4日 (火)

秋の新入荷

 さて、そんなこんなで月も明け、秋に向けて仕入れた商品が本格的に入荷。全ては並べ切れませんが、入荷した半分くらいですかね、とにかくざっと飾ってみました。

Photo  通好み、と仕入れた自分が言うのもおかしいですが、丈夫なつくりと飽きがこないデザイン。末永くご愛用いただける品を取り揃えました。

 品質を問わなければ、もっとインパクトがあるといいますか、オオッと目を引くものも仕入れられるのですが、当店のお客様が間に合わせのものをお求めとも思えません。手にしたときに「これは本物だ」と感じられる製品は、そう多くないものです。

 価格も手頃なものを選びましたので、ぜひ楽しいコーヒーライフの一助とならんことを願っております。

 ・・・ちょっと言い回しが堅いでしょうか(笑)?それでは、また。

2011年10月 1日 (土)

コーヒーの日

 涼しくなったおかげでしょうか?本日は、いつにも増してコーヒー豆のご用命をいただいております。

111001cup 「コーヒーが飲みたくなったなぁ。どれHakoyaへ行ってみようか」と思っていただけるのは、考えてみれば本当にありがたいことです。

 毎日が通信簿の日、と言ったらおおげさですが、仕事の結果をダイレクトに実感するという点で、個人店の日々の暮らしはなにかとスリリングであります。

 お客様に対しても、また自分にとっても後悔しないよう仕事はきっちりこなしているつもりですが、なにしろ私は人間ができそこないなので反省のタネはつきません。

 でもまぁ、反省猿のジロー君みたいなコーヒー屋を見せたところでお客様にはなんの値打ちもないでしょうから、良い仕事をして実績を積み重ねて評価していただこうと、まぁこう考えているしだいです。

 あ、なんか失敗したわけじゃないですよ(笑)。本日10月1日は業界的には「コーヒーの日」ということで、ちょっと自省なんかしてみたんです。

 丸8年コーヒー屋を続けて、いまだ無我夢中というのが本当のところでしょうかね。余裕で仕事をこなす、なんて一生できそうもないや。だから楽しいともいえるのかなぁ。わからないな。

 ということでコーヒーの日に自省してみましたが、企画に無理があったらしく、尻切れトンボで時間切れ。それでは、また。

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