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2012年1月

2012年1月27日 (金)

近況

 年末年始の嵐のような忙しさが落ち着き、現在すっかり波も凪いでいるといったところ。こころなしか世間の動きも静かなような・・・。こののんびりした感じ、それはそれでいとおしいものがあります。

120127boat  とはいえ、「のんびりっていいなぁ」なんてぐうたらしていると、だんだん「ゆとり」が「焦り」に変わってくるというのが、コーヒー屋歴8年で学んだことのひとつ。

 そこで、新メニュー的なものを考えてみたり、オリジナルグッズのデザインをしてみたり、次の波に備えてちょこちょこ企画を練っております。アイディアが出たからといって採用とも限らないのですが(笑)、ま、試行錯誤して悪いことはなかろうと。

 思いつきが形になってきたら少しずつ発表していきますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、また。

2012年1月17日 (火)

半雲隠れの巻

 家内と買い物していたら、某企業から私のケイタイに電話がかかってきました。電話を切ったあと「なんで俺のケイタイ番号を知っているんだ?」と、教えたはずのない番号を先方が知っていたことにちょっとビックリ。

 けっきょく、会社のPRと言いますか、今じゃなくてもいいじゃん的な用件だったのですが、「こんな話のために番号調べたの?ご苦労なこったね高度情報化社会」と思っちゃいました。

 当店では、業務連絡用にはケイタイ番号を知らせていません。店舗の固定電話で連絡が取れないときは、家族と休暇を過ごしていたりコンサートを鑑賞していたりコーヒーの研修を受けていたり、たとえケイタイに連絡をくれたとしても、どっちみち出られない(出たくない)シチュエーションだからです。

 いまどきケイタイがつながらないなんて、社会人として失格のきらいもありますが、私としてはプライベートの時間は身内のみ連絡可能という、いわば「半雲隠れ」が自分のペースにあっているような気がします。たいした仕事をしていない者ならではの特権といえましょう(笑)。

 たとえば家族と食事を楽しんでいるときに、やぁどうもと誰かがやって来てそこに割って入り、おもむろにどうでもいい話を始めたとしましょう。たいがいは「なんだ君は、失敬な。場をわきまえたまえ」となります。ところがケイタイなら、家族団らんだろうがなんだろうが「横入り」をなんとなく許されてしまう空気があるのが、とても違和感。

 ケイタイに出なかったり、メールをすぐに返信しないと怒られるっていうじゃないですか。そういうの、イヤなんです。携帯電話って、要するに連絡の道具ですよね。道具には人それぞれの使い方があっていいと思うので、私は身内以外ケイタイをつながらないようにして「半雲隠れ」なのであります。

 なんの話してんだ、オレ?では、また。

2012年1月13日 (金)

ブームと都市伝説

 当店が位置するスペシャルティコーヒーの世界。ここ10年来、お洒落な趣味、気の利いた趣味、大人の趣味みたいな切り口でメディアにも取り上げられ、ますます活況を呈しているような感じです。

 それはそれでまことにけっこうなことではある反面、現場の人間としてあまりの情報の氾濫に不安になることも多々あります。いちいち事例は挙げませんが、付加価値の一人歩き、まゆつば、業界ごっこ、間違った知識の蔓延などなど。

 健全とは言いかねる状況が流行とともに広がっていくのは、避けられないことなのかもしれません。学校では「文明が進むと迷信が無くなる」と教わりましたが、「文明が進むと都市伝説が増える」というのが、コーヒー関連に限らず最近私が強く思うことです。

 なにごとにつけ、ブームに巻かれて酔いしれるのは簡単ですが、正気でいるのは意外に難しいものです。私共としては、良い原料を仕入れ良い製造をし、お客様に本物のスペシャルティコーヒーをお届けすることだけに専念したいと、半端なブームであるからこそいっそう思う次第であります。

 みんなが踊っているからといって、自分が踊るかどうかは自分で決めます。

 ブログにこういうカタイことを書くと、興ざめかもしれませんね。でも「勉強している」と「都市伝説を鵜呑みにする」はまったく違うんだと、ここははっきりさせておきたいところです。

 さて、明日の準備をしなきゃ。それでは、また。

2012年1月 6日 (金)

基準は自分

 まだHakoyaが開業したてのころの話です。ある知人が何度か来店しました。その人、来店するたびに「むっ、味が変わった!」と言います。いかにも味が落ちたと言いたげ。こっちはなにしろ駆け出しですから、そりゃ不安になりました。「焙煎の何が悪かったのか?いや、抽出がダメ?いやいや、そんなはずは・・・」などなど。

 そんなある日、またその知人がやって来て、例によって「むっ、味が変わった!」と言いました。しかしそのとき、実は私は平気でした。なぜなら豆(確かコロンビアでした)の焙煎のデータが、彼が飲んだ数日前と寸分たがわずまったく同じだったからです。同じ豆で同じ焙煎データ、時期も同じで抽出もバッチリ。味が変わる原因がないわけです。

 そして、もうひとつ思い当たりました。そういえばこの人、ラーメン屋でもどこでも「むっ、味が変わった!」って言うよなー、って(笑)。ハッタリかましてグルメだと思われたかったんでしょうね。まんまと引っ掛かりました。

 ま、その知人自体はどうでもいいのですが、8年たった今でもひとつの教訓として思い出されます。人は事実に関係なく、また悪気もなく、その人の都合でいろいろなことを言います。いやしくもこちらがプロならば、それは当然だとの前提で、常に基準は自分なんだと心得ないと正しいままで負けてしまいます。そのためには、たとえば焙煎ならデータシートなど、自分を支える根拠を持つことが必要。

 当時はイヤな気持ちでしたけどね、今は良い勉強だったと考えています。

2012年1月 3日 (火)

あけましておめでとうございます

 なんだかんだで年が明けました。身内にあいさつをして、神社に初詣。

120101tatsu_2  本日1月3日午後2時より営業を開始しましたが、このあたりが昨年の疲れが出るころなんですよね。朝からコーヒー豆の全ラインナップを焙煎しつつ、若干ボーっとしております。とはいえ始めたからにはシャキッと、キッチリ焼いていますよ。

 年の初めっぽく今年の抱負なんか言ってみるとですね、ちょっと思索する年にしようかと、こう考えております。べつにいままで思索しなかったわけではないですよ(笑)。ただ、時代があまりにも大きく変化していく昨今、消費と生産、および商業についてあらためて考えるときが来ているのかなと。

 うかうかしていると、「みんなそうなんだからそれでいいじゃん。考えんのメンドいじゃん」的な流れに押しつぶされてしまう。自分を持っている、ただそれだけのことが、なんだか難しく感じられるこのごろです。

 納得のいく仕事や生活をしたい。となるとそのための構造を自分で作らなければなりません。ほっておいて納得できる人生なんかないんだと思う。

 もっとも、私が何か考えたところで、たかが知れてますけどね。ちょっとかっこつけてみました。

 それでは、今年も自家焙煎珈琲のHakoyaを、なにとぞよろしくお願いいたします。

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