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2012年3月

2012年3月24日 (土)

近況

 ご無沙汰しておりました。忙しいこともあったんですが、311やらなにやら、なんだか考えすぎて何も書けなくなっちゃいました。

120324waiter  それほどのブログでもねえしな、と自覚はしているものの、そういい加減にやっつけるわけにもいきません。

 毎度同じことを書きますが、店の公式ブログというものは、その店の経営スタイルや雰囲気、たずさわる者の人となりなんかをお客様にお知らせすることが目的だと考えています。

 ではどんなふうに書きましょう。コーヒー屋だからって「文化」だの「感性」だの、馬鹿の一つ覚えも芸がない。「職人だー」「こだわりだー」とわめきちらすのも恥ずかしい。もっともらしいことを書かなきゃならないってんで、自己啓発の本やらどっかの経営関連のサイトやらからパクってきたようなのもね、ま、どれにしろ虚しいです。

 店の考え方や在り様を伝えるのに、そんなんじゃヤだよね、やっぱり。なんて生意気にも思ったりするこのごろです。

 自分の店なんだから、多少不恰好だって自分の考えで自分の言葉で書かなければいけません。・・・って、力むほどのことじゃぁありませんが、そんなふうに考えすぎちゃったわけですよ。根が真面目なんでしょうか(笑)。

 ということで、店主の日記は若干のスランプではありますが、おかげさまでお店のほうは忙しくさせていただいております。ちょっとした傍流の仕事もいくつかお断りして、本業の密度をよりいっそう濃くしようと悪戦苦闘の毎日であります。

 3月11日に何を考えたかっていいますと、ようするに自分のあるべき姿、なすべき仕事に今一度立ち返ろうということだったのかもしれません、振り返るに。

 いい仕事しないと、申し訳ありませんよ。気持ちが落ち着いたらまた、あいかわらずのブログでご機嫌をうかがいたく存じます。お楽しみの方は、どうぞお楽しみに。では、また。

2012年3月 8日 (木)

僕は思います

 風がぬるんできて、今日の那須地区はのったりした春の気配です。

 3月11日が近づくにつれテレビでも震災関連の番組が増えてきて、ああもう一年かと感慨深くなります。現在まったく普通に生活していますが、かといって何かが解決したような実感は、まったくありません。もはやこの気分が、日常になってしまうのでしょうか。

 報道によると、なんでも大地震が起こる確率がまた高まったとか。そんな中、与党議員が「原発再稼動は必要」と言ったそうです。正気か?

 現在動いている原子炉って、確か2基じゃなかったっけ。あとは他の発電方法でしょ。原発全部止めたって、どう考えても電気は足りてると思うんだけどなぁ。

 去年の3月、計画停電とかいう、「いいですか、電気が無くなったら困るんですよぉ。だから原発は必要なんですねぇ」という茶番につきあわされて、どれだけ不安になったか、思い出しても身震いします。

 そして事実上まったく解決の目処が立たない放射能でしょう。ステージなんとかまで進んだとか気休め並べたところで、避難している皆さんが故郷に帰れるまで解決とは言えないことぐらい、子供でもわかる理屈です。

 それなのに国の指導者は、原発またやる気なんだって。

 とにかくいったん原発を全部止めて、他のエネルギーで繋ぎながら安全な発電方法を模索したり技術を開発するのが、まともな国家の対応だと思うのですがどうでしょう。それなら税金も気持ちよく納められるというものです。

 商売のブログで意見を言うのは、とかく不利なんですよね。でもまぁ、書きたかったんだからしょうがない。では、また。

2012年3月 7日 (水)

ハワイ「コナ・コーンウェル農園」

 Hakoyaの少量限定販売シリーズ。第3弾はハワイ「コナ・コーンウェル農園」のご紹介です。

Cornwell6s  ちかごろコーヒー関連の情報の氾濫で、内部事情に通じているのがツウみたいな風潮も増えました。たとえば高級コーヒーとされるハワイ・コナについては、「ハワイはアメリカ合衆国なので、人件費も経費も取引もドル立て。つまり他の生産国より高価なのは通貨の事情。品質とは無関係」というわけです。

 これはある意味正しいのですが、ある意味間違っています。ハワイ・コナの特殊性について考えてみましょう。

 当店があつかう「コーンウェル農園」では、コナ地区の伝統にのっとりアラビカコーヒーの原種のひとつ「ティピカ」が栽培されています。戦前に植えられたかなり古い樹も現役。昔ながらの純度の高いティピカというだけでもすでに一定の価値があるといえます。

 また、溶岩が隆起したハワイの土壌や、海抜500メートル程度といったかなり低い標高での栽培など、他の生産国・産地にはない条件で作られているため、コナ産のコーヒーは独自の存在となります。

 さらに、一級品のコナコーヒーは誰もがほしがる宝石のような美しさと高い品質ながら、非常に少ない生産量。需要と供給の原則により高額で取引されるのは避けられません。これが、「通貨の事情」とは別の、ハワイ・コナが高価な理由です。

 ただし、これはあくまで「トレサビリティが保証された、一級品のハワイ・コナ」の話であります。みやげもの的な「コナと称するもの」については、なんとも言えません。念のため。

 さて前置きが長くなりました。今回リリースするコナは、名門「グリーンウェル農園」が契約する優良生産者「コーンウェル農園」の逸品。11kgずつ真空パック、箱詰めされて日本にやってきます。別格のプレミアム感。焼いたパンのような独特の香ばしさ。きれいな酸味と軽い苦味の良好なバランス。

 ハワイ・コナは浅めに焙煎されることが多いようですが、私はシティロースト(中深煎り)で仕上げました。だって、コーンウェルの豆はそのほうがおいしいと思ったんだもん。なのでHakoyaのコナはちょっと香味の切り口が違います。ぜひお試しください。

 それでは皆さま、ハワイ「コナ・コーンウェル農園」、よろしくお願いいたします。

2012年3月 2日 (金)

ブラジル「マカウバ・デ・シーマ農園・ブルボン・ECOウォッシュト」」

 パソコンの入れ替え作業で四苦八苦しております。「ふざけんなよぅ」と画面に向かってボビー・オロゴン調に毒づいてみたものの、どうなるものでもありません。あぁ、道のりは長い。

120302cima_2  さて、気を取り直して・・・。本日のご紹介は、ブラジル「マカウバ・デ・シーマ農園・ブルボン・ECOウォッシュト・LCF別注品」です。うーん、商品名が長すぎ。

 当店あつかいのほとんどの豆がそうであるように、このシーマ農園・ブルボンも当店所属の仕入れ組合LCFの特別注文品。情報をタイトルに織り込んでいくと、とんでもなく長くなっちゃうわけです。でもまぁ、コーヒーファンの皆様にぜひともお分かりいただきたいところですので、ごかんべん。

 それにしてもシーマ農園、LCFとのつきあいはたまたま当店開業時の8年前からになりますが、その歩みには感慨深いものがあります。当初はムンドノーボ(改良品種)をメインで作っていたんですよね。これももちろんすごくいい豆でしたが、LCFからのリクエストでブルボンを植え、いよいよ収穫されて届いたときには、「なんてうまいんだっ!」と躍り上がって喜んだものです。

 そして今日まで、LCF仕様の別注品、品質をキープどころか年を追うごとにレベルアップしています。これはもう尊敬すべきでしょう。こんなイカシた農園とパートナーシップを構築できて、コーヒー屋冥利に尽きます。

 香味の説明に移りましょう。まず苦味がキッチリたっています。そしてナッツ系の充実したコク。ブラジルのスペシャルティの見本と言っていいでしょう。

 自社のコーヒー作りにおいてパルプトウォッシュト精製を、「エコ・ウォッシュト」と呼称しているのも、先端技術で環境に配慮しているというプライドと自負を感じます。

 ブラジル「マカウバ・デ・シーマ農園」リリースです。よろしくお願いいたします。

2012年3月 1日 (木)

近況

 パソコンが不調で往生しておりました。当店メインのパソコンは8年前の開店時に導入した機械です。今まで2度、ハードディスクなど主要部品を交換しリニューアルしてきましたが、基本の躯体は導入時のものを使っていました。

120301computer  で、基本性能がいよいよ時代遅れになったらしく、最近の高性能なソフト(特にセキュリティソフト)は、負担が大きすぎるようで、すぐに止まっちゃう。古いものを直しながら大切に使うのはうるわしい慣習だと思うものの、費用対効果的に見るとパソコンに限っては例外みたいですね。かわいそうですけど引退です。よくがんばってくれました。ご苦労さま。

 というわけで、去年の暮れに家内のお兄さんからもらった(!)最新仕様のマシンをデビューさせました。なにしろ超のつくマニアの義兄が組み立てたマシン。これは快適な情報処理環境を期待できます。持つべきものは気前のいい身内です、ホント。

 ・・・さて、ここまではよかったのですが、前任の機械はなにしろHakoyaのすべての仕事を請け負っていたので、各種設定とデータの引越しがそれはもうたいへん。店番をしながら昨日一日かけて、終わった作業は半分ぐらい。本日は、予備のノートパソコンで現在進行中の仕事をこなしつつ、作業完了にむけて鋭意取り組み中。

 新入荷の豆の記事もなかなかアップできず少々あせっていますが、もうしばらくお待ちください。よろしくお願いいたします。近況でした。

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