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2013年3月

2013年3月24日 (日)

近況と新入荷情報

 さてもさても更新が滞ったものよ。というわけで忙しくしている毎日です。「ウソだい。こないだコーヒー飲みに行ったけど暇そうだったぞ」とか言ってはいけません。カウンターにいなくてもね、おじさんはいろいろ用事があるの(笑)。

 いやマジメな話、たくさんのお仕事をいただき有難いかぎりです。自営業はお客様からのご注文がなければ成立しません。放っておいても千客万来などという超人はこの世にいませんので、うちも必死こいてやんなきゃね。

 さて、それはさておき。ここでコーヒー豆の新入荷情報。

 まずは「エチオピア・モカ・イルガチェフェ・コンガ・G1・ナチュラル」。名前が長くて恐縮です。独特のフローラルな香りで大人気の、エチオピア・イルガチェフェ。そのスペシャルバージョンのG1グレードは通常、水をふんだんに使ったフリーウォッシュト精製で作られます。今回のコンガ・G1・ナチュラルは、果実を天日乾燥して身を剥ぐという、あえて昔風の方法で精製されます。どう違うの?ということですが、ひとことで言えば「モカの香り」がよりいっそう凝縮される感触。古いHakoyaのお客様には、今ではほとんど伝説になっているエチオピア・イルガチェフェ・ナチュラル「ミスティーバレー」を彷彿させる味わいと言っていいでしょう。充実しすぎですよ。これは。

 次に、当店の定番中の定番、「グアテマラ・サンタカタリーナ・LCF別注ブルボン」。これまたそのスペシャルバージョン「グランレゼルバ」。名門サンタカタリーナ農園のよく出来たブルボンの畑で、さらに品質の良い一角があり、ここの豆を別に選り分けて「グランレゼルバ」と命名したもの。まぁ、もともとのサンタカタリーナ・ブルボンがすでに極上の味わいなのですが、比べてみると「香味を構成する成分」がさらに濃厚です。焙煎する立場からすると、旨味、いわゆるコクをより表現できるので、そのあたりをお楽しみいただきたいと、こういうことです。

 それと、これまた定番中の定番、「ブラジル・マカウバ・デ・シーマ農園・ブルボン・ECOウォッシュト」。新豆。なんだかんだで10年のお付き合い。年を追うごとに、新豆が届くたびに、最高の品質がさらに向上しているという真の意味での名門ですね。ブラジル・スペシャルティ・コーヒーの見本とも言うべき素晴らしさ。謙遜なんてしませんよ、なにしろGoodなんだから(笑)。

 以上、いろいろ詰め込みすぎて、ちょっと読みづらかったらすいません。この次はモアベターよ。では、また。

2013年3月15日 (金)

近況

 ちょっと更新をサボっていると、たちまち日にちがたっちゃいますね。いかんいかん。

 さて、季節の変わり目のせいか、体のあちこちがやや不調。若いころはこんなんじゃなかったのになぁ、歳とったのかなぁ、やんなっちゃうなぁ、とかネガティヴに思う瞬間もありますが、人間長く生きてりゃ、どこかでなにかしらのダメージは負いますからね。しょうがない。

 ただ、突然の頭痛や関節痛は困るけれど、年齢を重ねるのは悪いことばかりじゃないような気がします。とくに近頃じゃ、「まぁ、そんなもんなんじゃないの」と、問題によっては受け流すようになってきて、こんな自分にちょっとホッとしたりします。なにしろ細かい違いが気になって仕方がない性分で、ゆえにコーヒー屋に興味を持ったという側面もありますが、あまり神経過敏なのもつらいことです。

 それなりに生きてきて経験値が上がったのか、単に感受性が鈍ったのか・・・・。どっちにしても、「細部にこだわるべき案件」と「適当に片付けていい案件」の区別がつくようになってきた実感があります、なんとなくですが。

 すべてに全力投球なんて言葉に酔っていると、けっきょく自分を追い詰めるだけだったりしました。私の場合。良い結果を出すには余裕も大切だとわかってきたのは、ホントに最近です。

 それはさておき。昔はドント・トラスト・オーヴァー・サーティーなんて大真面目に考えてたもんですよ。ごめんな、自分。俺、おっさんになっちゃったよ。でもまぁ・・・、うん、歳をとっても、それはそれで人生に値打ちはあるものさ。

 なんてな。年寄りのたわごとじゃ。では、またのぅ。

2013年3月 6日 (水)

 今日あたりはようやく春の気配ってヤツですか。この冬はひどい寒さが続いたので、さすがにほっとします。

 倉庫を整理し、ダンボールをまとめたりなんかしつつ、補充すべき生豆を手配。棚を整理し、コーヒー器具や消耗品を手配。ああ、そういえばお菓子もずいぶん売れたなー。手配しなきゃ。

 手配といっても、やたらになんでも買い付けるわけには行きません。予算には限りがありますので、品選びにはけっこう時間がかかっちゃうんですよね。

 個人商店主ってのは、基本的に「一人、何役」であります。ま、うちは二人ですが、いずれにせよただ店でコーヒー淹れてりゃいいってもんじゃありません。店のコンセプトを決めて実現させる企画部。予算管理や入出金の管理など経理部。商品の説明や販売などの営業部。飲み物やスイーツを提供する調理部。メディアの取材を受ければ、その対応を考える広報部。店舗や倉庫、庭のメインテナンスなどの総務部。お客様に喜んでいただくキャラクターづくりの芸能部的な仕事まで。あ、そうそう、あとは経営の責任を負って寝汗かいたり胃をキリキリさせたりする取締役とか(笑)。

 店を持つって、地味な、地味ーな裏方仕事が9割ですわ、実際。

 なんでこんなことを書くかというとですね、べつに自分がたいしたことをやっていると言いたいんじゃないんです。最近、「カフェを開業したいんですよね」的な人を何人か見かけて、そのあまりのドリーミーなお気楽ぶりにめまいがしたもので。

 だって考えてもみてください。世の中にカフェ開業を指南するセミナーや、喫茶専門学校的な講座を受講している人は、一年間に延べても何千人もいるはずです。または開業を目指してカフェのスタッフをしている人も含めると、潜在的な開業希望者は見当もつかないほど大人数ですよね。

 この希望者たちが毎年毎年全員もれなく開業したら、いまごろ町中カフェだらけですよ。うちもカフェ隣もカフェ、電話帳もずらーりみんなカフェ。・・・そんなことはないわけで。

 要するにほとんどの人は、なんらかの理由で挫折します。これは事実です。

 また、開業だけならお金さえあれば誰でも開業できますので、首尾よく店を持てたとしても、全員経営がうまくいくのなら、これまた町中カフェだらけになってしまいます。・・・そんなことはないわけで。

 当たり前のことなんですけどね。これ以上本当のことを書いて、「なんかシラケるー」などと私が嫌われてもつまらないからやめますが、現実に店を始めて続ける人は、たぶん夢なんか見ていないと思いますよ。

 この記事をお読みの開業希望のかた、参考になったでしょうか。いやぁ、Hakoyaのブログはためになるなぁ(笑)。

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