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2015年9月

2015年9月26日 (土)

近況

 連休中は多くのお運びをいただき、ありがとうございました。大型連休独特の、なんだかやっためたらに脳みそも体もハイになる状況が終わり、今日あたりはいつものペースに戻って秋冬に向けての仕入れの計画を立てたりしております。

 毎年この時期は店舗や庭のメインテナンスのタイミングになるのですが、一気にやっつけると一気に請求書が来ますから(笑)、開業10年を過ぎた今年は、春先から計画的に作業を進めております。

 えー、建物の壁の痛みを補修したでしょ、外階段も塗り直したし、玄関の鍵が固くなったので交換。厨房の給湯器が故障して修理不能と言うことで新しくして、デッティングの大型ミルは定期的なオーバーホール、と。あとなんだっけ。あ、当店オリジナルの手提げバッグを新調。それから今月前半はずっと雨に降られちゃったので、年一回の大掛かりな庭の剪定がこれからですよ。その他その他、やることまだまだいっぱい。

 ね、お店をやってると、手当てするところがあとからあとから出てきます。

 コーヒー屋に限らず、店主ってのは裏方仕事が八割九割ですもん。はた目には主役っぽく見えても、常に問題の発生とその解決法をぐるぐる考えているものです。・・・と思うんだけど、俺だけか?

 カフェ開業指南の本が本屋さんにずらっと並んでいます。あれはつまりダイエットの本とおんなじで希望的観測を売っているわけです。

 ま、私も昔買っちゃいましたが(笑)、まぁ役には立ちませんでしたね、希望的観測。

 けっきょくシラけてやんなっちゃうような情報のほうが良い開業テキストであり、キツイ現実と、それによって痛い目を見た体験が、最終的には良い店を作っていくような気がします。

 なんにしても、夢を実現する人って、夢のない話にこそ道があると知っている人なんじゃないかと、この歳にして思う私でありました。これはべつに他人へのメッセージではなく、自戒であります。

 メインテナンスの話からずいぶん脱線してしまいました。読むの、たいへんでしたでしょ?次はなにかちゃんとしたこと書きます。では、また。

2015年9月 2日 (水)

旅先

 そういうわけで、家族で遠出しまして。先だって、とある歴史ある街を散策していたときのこと。造り酒屋さんを発見。

 そこのお酒を試したことはありませんが、名前は知っている蔵元です。「ほぅ、○○酒造ってここかぁ」と、あらためて見てみると、直販コーナーに若い人がごった返しています。こちらの蔵元はわりと地味な印象だったので、失礼ながら意外でした。若者の日本酒離れとかいうけど、むしろブーム?などと思いつつ、店に入ってみました。

 そしたら、お店の人もあまりの忙しさにハイになってるんでしょうね。私が商品を眺めながら「そうだなぁ、これなんかよさそう」ってつぶやいたら、店のおじさんがそのお酒をひょいとつかんで、「こちらお買い上げー」とレジに持ってっちゃいまして、レジの人が「お会計、いくらいくらになりまーす」なんて調子で、あっという間に買い物終了。

 もともとこの蔵を訪ねてきたんじゃないし、大勢のお客を次々にこなさなきゃと焦る気持ちも理解できますから、雑に扱われても、まぁよしとしましたが、私としては何本か買うつもりでした。よって店側は熱心さがアダになったと言いますか、結果としてやや売り損なったわけです。

 商売って難しいですね。店側がやみくもに熱くても、またとにかく売りゃあいいんだ、みたいな姿勢でも思惑どおり売れるとは限りません。かといって勝手に見てけばぁといった態度では、そもそも売れない。うーん、そうだなぁ・・・、どんなスタイルにせよ、お客様に満足をいただけて、はじめて「正解」ってことなんでしょうかね。自分になぞらえて考えてしまいましたよ。

 ただ、この例の場合、大切に醸した自慢のお酒を並べているのであれば、お客さんにじっくり選ばせないのは、そのお酒たちが可哀想だなぁとは思いました。

 ま、最終的には他人の商売なんで、つべこべ言うこともないんですけど(笑)。

 旅に出ても、いろいろ考えちゃうものであります。そんな話でした。さて、買ってきたお酒を飲んでみましょう。楽しみだ。では、また。

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