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2020年12月

2020年12月15日 (火)

ユーモア不足に御用心2

 今朝、ヒゲを剃ろうと鏡を見たら、なんともくたびれたオッサンがそこにいました。ここ最近、怒りが沸点に達する出来事がいくつかあり、また、このコロナ禍のストレスにも行き場のない怒りを感じており、「俺、この何日かで一気に老けたなぁ」と残念な気持ちになっちゃいました。

 念のために書いておきますと、オッサンという自覚はもちろんあるんですよ。さらに書けば、オッサンであることは、べつに嫌じゃありません。ただ「くたびれ果てた陰気なオッサン」の自分にがっかりするわけです。

 以前ニュース番組で、公民館に集まったお年寄りたちが全力で笑い転げるという、インパクティブな場面を目撃したことがあります。なにかが憑りついたのか!?と不審に思いましたが、老人会の「大笑い健康法」だそうです。集会場の壁には「一笑一若、一怒一老」と書いた掛け軸が飾られていました。

 そのときは「ふーん」と思っただけでしたが、時を経て今、なるほど!そうだよねっ!と膝を打っております。

 確かに、大笑い健康法に参加した皆さんは、とてもいい顔をしていらっしゃいました。思うに、「笑うと若返るのかい?じゃあやってみるか」という人と、「エビデンスは検証したの?そんなのやらないよ」という人では、明らかに前者がハッピーになれる気がしますし、結果、ステイ・ヤング・・・って英語で言うこともありませんが、若くいられるのではないでしょうか。「一笑一若・一怒一老」、至言です。

 世の中を見渡すと、疫病やら、悲惨なニュースやら、ネットでの誹謗中傷やら、どこもかしこもイライラしていて機嫌よく過ごせといっても土台無理な時代であります。しかし、こんなにも怒ることがたやすく笑うことが難しい状況は、やはり不幸だと言わざるを得ません。

 私自身、けっ、笑えったってなんにも面白かねぇや、と思ったりもするのですが、大笑い健康法の皆さんを見習って、まずは笑ってみることから始めてみるかと考えるこのごろです。

 笑いのタネって、実はそこいらじゅうにあって、それを見つけるのは自分の心の余裕次第、ユーモア次第だと思うのです。

 ・・・うーん、やや理屈っぽいけど、なんとか着地しました(笑)。では、また。

 PS・・・昔読んだアメリカの漫画、「ダグウッドとブロンディ」にこんなシーンがありました。夫のダグウッドが鏡をのぞき「僕も老けたなぁ」とぼやいています。妻のブロンディが言います。「あなたは若いままよ。ちょっぴり歳をとったのは鏡のほう」。

2020年12月 6日 (日)

ユーモア不足に御用心

 誰かを褒めたときに、「いや、そんなことないよ」とか「自分なんかダメだよ」とか返されて、いやいやホント君はすごいから、いやいやいや自分はたいしたことないよ、などと延々と応酬が続き、じゃあもうどうでもいいや、勝手にしろ!とイラついたことはありませんか?私はあります。

 謙遜は美徳だと思いますが、過剰な謙遜めいた態度は「もっと褒めろ」というマウンティングの裏返しだったりします、実際は。

 人間は言葉と本心が同じとは限りません。

 マスクもせずにやってきて、「コロナなんか怖くない。怖くないったら怖くないっ」と悲痛な演説をぶつ人は、コロナが怖くて正気を保てないのでしょうし、コーヒー屋相手にコーヒーの話で言い負かそうとする人は、実は認められたいのに相手にもされない自分がもどかしいのだと思います。違いますかね?

 総じて、会話のまどろっこしい人物は、要するにユーモアがないのだと思うわけです。新型コロナ騒ぎが始まってもうすぐ一年。ユーモア不足な、ぎすぎすした空気を感じるこのごろ。なんとなく、そんな人に付き合わされることが増えたように感じます。

 私はこの手の建前ゲームがなんとも居心地悪いので、例えば当店のコーヒーをお褒めいただいた時には「そうでしょう、間違いないヤツをお届けしています(笑)」「それは焙煎が上手ですからね(笑)」と答えています。この(笑)が肝心で、当店のお客様は皆さんシャレがおわかりになりますから、「よく言うよ(笑)」で話がまとまってめでたしめでたし、です。

 とは言え、私自身も「のんびりのんきに」がモットーではありますが、やや笑顔を忘れがちだったかも。さて、先行きの不安だなんだはいったん置いといて、今夜は録画しておいた落語でも観まくって、バカバカしくもリラックスしたひと時を過ごしましょうかね。そうだそうだそうしよう。では、また。

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