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2020年12月 6日 (日)

ユーモア不足に御用心

 誰かを褒めたときに、「いや、そんなことないよ」とか「自分なんかダメだよ」とか返されて、いやいやホント君はすごいから、いやいやいや自分はたいしたことないよ、などと延々と応酬が続き、じゃあもうどうでもいいや、勝手にしろ!とイラついたことはありませんか?私はあります。

 謙遜は美徳だと思いますが、過剰な謙遜めいた態度は「もっと褒めろ」というマウンティングの裏返しだったりします、実際は。

 人間は言葉と本心が同じとは限りません。

 マスクもせずにやってきて、「コロナなんか怖くない。怖くないったら怖くないっ」と悲痛な演説をぶつ人は、コロナが怖くて正気を保てないのでしょうし、コーヒー屋相手にコーヒーの話で言い負かそうとする人は、実は認められたいのに相手にもされない自分がもどかしいのだと思います。違いますかね?

 総じて、会話のまどろっこしい人物は、要するにユーモアがないのだと思うわけです。新型コロナ騒ぎが始まってもうすぐ一年。ユーモア不足な、ぎすぎすした空気を感じるこのごろ。なんとなく、そんな人に付き合わされることが増えたように感じます。

 私はこの手の建前ゲームがなんとも居心地悪いので、例えば当店のコーヒーをお褒めいただいた時には「そうでしょう、間違いないヤツをお届けしています(笑)」「それは焙煎が上手ですからね(笑)」と答えています。この(笑)が肝心で、当店のお客様は皆さんシャレがおわかりになりますから、「よく言うよ(笑)」で話がまとまってめでたしめでたし、です。

 とは言え、私自身も「のんびりのんきに」がモットーではありますが、やや笑顔を忘れがちだったかも。さて、先行きの不安だなんだはいったん置いといて、今夜は録画しておいた落語でも観まくって、バカバカしくもリラックスしたひと時を過ごしましょうかね。そうだそうだそうしよう。では、また。

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